アーサー王物語に興味ない人は。。。
(2007-09-07)
元ネタのアーサー王物語とはだいぶ趣きが違うため、冒険物を期待してたら肩透かしをくらうと
思う。全体的に盛り上がりに欠け、たんたんと話が進み、たんたんと終わる感じ。大きな戦いも
2回くらいしかなく、大味。
ただし俳優はいいのが揃っているので、ファンなら一見の価値はある。
アーサー王といえば円卓の騎士だが、これも物語がスタートした時点で、度重なる戦でみんな死んで
しまっていて、残っているのは6人というありさま。ランスロットは原作にちなんで人妻キラーと
なっているところは面白い。
キングアーサー
(2006-12-19)
6世紀に活躍したアーサーの物語。12世紀の作家クレチアン・ド・トロアによってヨーロッパ各地に広められた話で実在はしていないらしい。アングロサクソンの侵略に対し、ケルトのシンボル的な存在になっている。主人公を演じるグラィブオーウェンは実に良いと思う。
見ていて、昔の東映の任侠映画を彷彿とさせました。今売れっ子のキーラ ナイトレイもそれらしいです。監督は黒澤の七人の侍を意識したとありますが、そうですかね。戦闘シーンも非常に美しく私は良かったと思います。泥と冷気が伝わってくるような臨場感です。
私は、非常によく出来た映画だと思います。
素晴らしい騎士たちの友情
(2006-12-01)
私は劇場でではなく、DVDを購入してこの作品を観ました。アクションシーンは見ごたえがありますし、なんといってもアーサーと騎士たちの間にある信頼、絆などに心打たれました。全体的に風格のある作品に仕上がっていると思います。騎士たちの15年間の兵役の様子は省かれていますが、それでもいい作品である事に変わりありません。歴史物はいくつかありますが、その中でも1,2を争う作品ではないかと思います。
路線が不明確、ストーリーが弱い
(2006-11-09)
この映画はアーサー王伝説の
元となった歴史的背景を題材に選んでいるのだが、
そのヒストリカルな路線と逆行するように、
内容はファンタジーなのである。
このアンバランスがなんともしがたく、
ストーリーが弱くなっている。
各キャラ特性もほどんど描き分け切れてない。
円卓の騎士の話は単なるオマケとしかこれでは思えない。
バックグラウンドにある、サクソン人の侵入と
ローマ帝国の衰退という部分は、
物語にほとんど活かされてない。
敵が来て、民を逃がす、という単純な筋書きは、
氷結した湖のシーンでの
余りに馬鹿らしい戦闘で興ざめする。
普通に戦ってくれたほうが、
アクションシーンとしても成功したと思う。
キャスティングが豪華だっただけに、非常に残念である。
「ホーンブロワー」のヨアン・グリフィズが出演しているが
同時期に製作された「ファンタスティック・フォー」とともに
ハリウッド進出に黄色信号と言えるかもしれない。
彼は悪くないんだけど、出演作に恵まれてないな。
色々考えはありましょうが・・・。
(2006-04-03)
クライブ・オーウェンのアーサー役が似合わないとか、歴史背景がおかしいとかそれぞれ不満はあるとは思いますが、迫力の戦闘シーン、キーラ・ナイトレーの活躍、そして美しいハンス・ジマーの音楽など見るところは多い作品です。
この頃には、『トロイ』、『アレキサンダー』など歴史物が作られました。この作品に興味をもたれた方は、そちらの方もお勧めです。
DVDに関して言うと、特典がもう少し欲しかったです。