約3時間・・・・・・長いが、
(2008-08-12)
冗長どころか、もっともっと観ていたい世界だった。
ネバダなど行った事の無い俺にとってこの映像はもの凄く魅力的だった。
大げさに言えば・・・・・
もし、この作品が24時間もの長編だったとしても退屈しねえ!
俺の中ではスコセッシ最後の名作。
S・ストーンもJ・ペシも凄すぎて・・・・・
俺ごときではその凄さが説明できない。
それに比べてディパーテッドの主演2人の貧相な事・・・・(苦笑)
ラスベガスの内幕を垣間見る
(2008-04-24)
1970年代のマフィアが支配していたラスベガスが舞台である。映画の最後では、今のラスベガスは大企業の経営でディズニーランドになった、と語っている。とはいえ、ギャンブルの本質は客の金を巻き上げることだから、その言葉を額面どおりに受けとっていいかどうかはわからない。
エース(ロバート・デ・ニーロ)はカジノの支配人にのしあがった。そして、あばずれ女のジンジャー(シャロン・ストーン)と結婚する。エースを脅かすのが長年のダチのニッキー(ジョー・ペシ)。映画は、三人の人間関係とカジノの内幕そして背後のボスを軸に、金の亡者が破滅していく様子をえがいている。ストーリーはヒット曲をちりばめてスピードゆたかに展開する。セットも豪華だ。
マーティン・スコセッシ監督の真骨頂は、社会をウラから支配している闇の世界を描くことにあるそうだ。興味深いテーマである。しかしこの映画では、たとえて言えば、観光地の表通りを歩いて歴史的建造物の外側だけを見るような感じで、陰謀や物欲が照らし出す人間の内なる姿は見ることはできない。3時間が長く感じた。
金の亡者のビックリ話
(2007-12-16)
とにかく理屈抜きに面白かった。
次から次へと、登場する金の亡者たち。
人の持つダークな面が、之でもかと曝け出される。
日本人ギャンブラーのかもられる姿も笑えます。
個人的には、ロバート・デ・ニーロの職人的生き方に、
多少共感しました。
元来、シャロン・ストーンファンですが、
今回の役は、惨めで、彼女らしくなく、
好きになれませんでした。
テンポの良い創りは、抜群の冴え。
ストーリーの面白さも抜群。
画も楽しめます。
評価AAAとします。
グッドフェローズの続編という意味合い
(2007-04-18)
自身も語っていたとおり、マーティン・スコセッシ監督の大傑作、『グッドフェローズ』の続編的な作品である。
がそれは、監督、原作、脚本、キャスティング等デ・ニーロ、ペシ、ヴィンセントなどが絡んでいるというだけ。
舞台は題名のとおり、デ・ニーロ演じるラスベガスにあるカジノを経営する主人公エースの人生の道筋なる話。
『グッド〜』でもそうだったが、結局のところ人生とは山があれば谷があり、騰がれば墜ちる…地道に生きるのがいちばん賢明なのだ、ということでしょうか。
内容的には、178分と長編だがそこはやはりスコセッシ監督、飽きさせず最後まで観させてくれる!
個人的には、やはりレイ・リオッタが出演してくれたらもっと楽しめたかも。
やり手のギャンブラーが唯一しくじった“賭け”の話。
(2007-03-08)
M・スコセッシ監督の手による本作はラス・ヴェガスのカジノとそれを取り巻く人々を痛烈な皮肉とともに描いた秀作であり、同監督の名作である「グッドフェローズ」のある意味続編のような作品である。
スコセッシ監督お得意の容赦の無い暴力描写は浮世離れしたカジノの異常さを引き立てる重要な要素であるが、面白いのはデ・ニーロ演じるエースのドラマにあると思う。前半でエースはシャロン・ストーン演じる女ギャンブラー、ジンジャーとの結婚を決意するが、あっと言う間に二人の結婚生活は泥沼の様相を呈す。大抵はギャンブラーという極道だったジンジャーの自業自得だと言われるが、これは“結婚という賭け”を甘く見ていたエースに責任があると思う。物語の中で語られるようにエースは凄腕のギャンブラー、神業的な計算で勝負を予測してきた彼も合理では割り切れない「結婚生活」というギャンブルの結末は予測できなかった。そのため、孤独感を募らせたジンジャーとの結婚生活は滅茶苦茶になり、エース自身も墜落していくのだ。
「ギャンブル」というものの楽しみと悲惨さを教えてくれる秀作であると感じた。