一度‥
(2008-11-07)
☆☆観てみて下さい☆☆
私は、ハンスが好きでした。
恋と青春と繊細と若さ
(2007-08-25)
パウルとギュンターの青年二人が「愛した者が去ったら死ぬ、奪った者を道ずれにする」という愛に対する信念を抱き、それぞれの恋にのめり込み、そして〜という実話を基にした青春悲劇。
映像、台詞ともに叙情的に描かれていてとても美しい映画です。
タイトルは“青い棘”ですが、まさに若さゆえの危ういひたむきさが繊細に描かれていますね。
主人公パウルは友人ギュンター(♂)の妹ヒルデに恋をし、ギュンターは今は妹の恋人になっている元恋人のハンス(♂)に執心し、ヒルデはたくさんの男を取り巻きながらハンスとの情事を楽しむ・・・
つまるところどうしようもない片思いの話で、なんともいえない淡さ、切なさ!!
命を懸けているわりにラストの衝撃は少し弱いかもしれませんが、
ただそれは、それほどこの思春期の危うさを優しく描いているということです。
素直な気持ちで観ていると、単純にあの思春期の原因不明の焦燥や一途さなど、誰でも身に覚えのあるような感覚をやわらかく刺激されて、懐かしいような恋しいようなほろにがいそんな気持ちになります。
気付いてみると自分が青春時代に立ち返ったようなそんな感覚すら抱きます。
是非これを観てご自分の青春時代を振り返ってください。^^
それにしてもこれが実話というのが素敵です。
恋に命を懸けるその覚悟、美しすぎる!!
余談ですが、こういうドイツの青春映画を観るとドイツ語の響きって感情の深さがよく表れてて綺麗だな〜と思えます。^^
ドイツというとナチス映画の印象が強いですからどうしても堅く陰湿なイメージがあると思うんですが、青春映画で聴くととても耳障りのいい言語ですね。
青春の狂気…というのは陳腐か?
(2006-09-09)
1920年代のギムナジウムに通う男子学生が,妹の恋人であり,自分の元恋人(同性)でもある見習いシェフ(男性)を殺害して自殺するという,「シュテークリッツ校の悲劇」という実話を映画化した内容です。
封切り前から,「一番美しい瞬間にこの世を去るべきだ。」というセンテンスが強調されて宣伝されていましたが,主人公の犯行の動機を語るキーワードとしては,遺書に用いられている「自分達の愛を裏切った者たちに復讐し,復讐したらほほえみながらこの世を去ろう。」という表現の方がむしろ正確でしょう。
若者の狂気や同性愛と異性愛が複雑に交錯する世界が描かれています。
ダニエル・ブリュールとアウグスト・ディールの競演もみどころです
DVDには主要な俳優や監督のインタビューも網羅されているので,興味深かったです。
「シュテークリッツ校の悲劇」をもたらした儚い数日間
(2006-09-04)
渋谷のル・シネマで2005年に上映されていた作品で、1927年、ワイマール共和国時代のベルリンで実際に起きた「シュテークリッツ校の悲劇」と呼ばれる事件をもとにした映画です。裁判によって明かされた事件の真相は当時の世相を大きく揺るがすものだったとか。しかし、この映画で描かれるのは、あくまでもその事件に至るまでの、当事者である5人の若者の心情の機微、関係性であり、事件後のことにはほとんど触れられず、事件当日にいたるまでの彼らの姿を描こうとする姿勢が伺えます。
ドイツの名門ギムナジウムに通う主役二人・労働階級の出だが優秀なため入学を許されているパウル(ダニエル・ブリュール)と名家の子息ギュンター(アウグスト・ディール)。彼らと、ギュンターの美しく奔放な妹ヒルデガルド(アンナ・マリア・ミューエ )やその恋人ハンス、ヒルデの友人エリの数日間を追っています。
思春期に特徴的な、気だるく退廃的な虚無感と、高層ビルの屋上の鉄柵にのぼって爪先立ち歩きしているような、破滅と背中合わせの危うい純粋さにあふれています。舞台となるドイツ郊外もバルビゾン派の絵画のようで、とても叙情的で素敵です。
ただし、ストーリーを単純に記述すると過激で、ややもすると「若者はけしからん!」って言われて終わってしまいかねないところがつらいところ。この物語の本質はそこではないと思うのですけど。メインキャラの誰に感情移入しても切なくなります。
青春
(2006-02-16)
全体としては、ちょっと説明不足気味な感じがする映画だった。期待したほどではなかったけど、青春の一瞬のきらめきや、はかなさを痛々しいくらいに感じた。ギュンター役の俳優がよかった。気分が沈んでるときにはあまりお勧めしない。