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仮面ライダー THE FIRST お気に入りに追加
石ノ森章太郎
井上敏樹
出版社・発売元:

東映

媒体: DVD
ランキング: 5012
発売日: 2006-04-21
レビュー (Amazon.co.jp)
   悪の秘密組織ショッカーによって拉致された本郷猛は改造手術を施され、バッタの能力を持つ改造人間・仮面ライダーとなる。だが自我に目覚めた本郷は、ショッカーとの戦いを決意。本郷の手で婚約者を殺されたと誤解する雑誌記者・緑川あすかは怪人による事件を追う。その殺されたはずの婚約者・矢野とうり二つの男・一文字隼人があすかの前に姿を現す。彼こそはショッカーが仮面ライダー抹殺のために差し向けた、仮面ライダー2号であった。
   「原点回帰」をモチーフにしていることから、石ノ森章太郎による最初のコミック「仮面ライダー」を忠実にリメイクしてみせるのかと思いきや、原作をベースにしてアレンジを加えた作品となった。ライダーの外見も現代に合わせたスタイリッシュなものにリファインされている。ただし本郷のショッカー脱出以降は基本的にオリジナル・ストーリーとなり、随所に原作や最初のTVシリーズのニュアンスや精神性、ディテイルを散見させているのだが、1本の作品としての統一性に欠ける。長石多可男監督の狙いが原作の部分的な再現なのか、それとも現代に生きるライダーを新しく描写することなのかがよく分からない。ダイナミックなバイク・アクションなど見るべきところも少なくないが、まずはその「原点回帰」の意味合いを原作と照らし合わせて深慮してもらいたいものである。(斉藤守彦)

カスタマーレビュー

仮面ライダーではない。  (2008-09-29)
最近、仮面ライダー・スピリットという漫画で本郷や一文字の雄姿を読み、石ノ森先生の本家仮面ライダーを読んだ後だったせいか落胆が大きかった。

どの年齢層を狙ってこの作品を作ったのだろうか?
子供向けにしてはやたらに恋愛ゴッコしすぎていて退屈だろうし、
リアルタイムで仮面ライダーを見ていた世代をターゲットにしたとしたらこんな原作からかけ離れたライダー像をみせていたのでは受けがいいとは思えない。
仮面ライダーだというのに本郷と一文字に人間的な魅力がなさすぎる。
惚れた女を助けるためだけかよ。
世界をショッカーの魔の手から救えよ。
そして当のショッカーももっと真面目に世界征服して欲しかった。

文句ばかり書いたがアクションはすばらしい。
ライダーや怪人の衣装はよくできていた。
あとはチープすぎる脚本をどうにかしてくれさえすれば傑作になったろうに・・・。

風の使者「仮面ライダー」  (2008-08-25)
「風よ、オレはおまえの使者だ」

とは、原作中のライダーの台詞。
(自分の記憶なので、少し違っているかも)

仮面ライダーは、変身したり、エネルギーを得るために
風の力を利用して変身ベルト(タイフーン)の風車を回さなければならない。
(だから、仮面ライダーに変身ポーズはなかった)

どうやって、風の力を得るのか。
それは、サイクロンというバイクに乗って得たり、
(だから仮面ライダーは、4輪車「ドライバー」であってはならない)
みずからジャンプすることで風の力を得る(これは、テレビかな・・・)。

テレビで仮面ライダーをリアルに見ていたオレ達ガキどもは、
風の力を感じるために、自転車をビュンビュン走らせたり、高いところから飛び降りたりして、
ライダーごっこをやっていた。
(で、大人から、ライダーごっこは禁止された)

こんな経験を持つオレからみて、
この映画、「風を感じない」。

ある場面なんか、手で風車を回しているようにも見える。

ライダーでなければならない理由を忘れた「仮面ライダー」じゃなく、
「風の使者」、仮面ライダーにもう一度会いたい。

ライダーの衣装とバイク、立ち回りは合格。脚本は悲しくなるような出来。日本映画のレベルはいつになったら成長するのか。  (2008-08-25)
 浅い、浅すぎる...

 この作品をどうしようもなくしているのはまぎれもなく脚本にある。最近のTVシリーズの脚本を手がけている井上敏樹という人なのだが、確かに最近の子供向けの戦隊モノのニオイがプンプンするような作品だ。
 この人は、きっと自分ではアクション映画を単なる特撮で終わらせず、人物の内面描写にしっかり力を入れて、映画を立体的に形作りたいという信念を持たれているに違いなく、その信念自体は立派なのだけれど、非常にチープでナイーブだ。

 とにかくどうしようもないのが、ウエンツと小林涼子とのストーリーだ。「ウエンツの笑顔が見たくて」と一途な愛、自分は重い病に冒され、ついに心を許しあったウエンツと誓い合った再会に一輪の花。子供ならともかく、大人には通用しないあまりにも典型的なストーリーだが、そこから突然、なぜかショッカーの目に留まり、二人が改造人間のコブラ男とコブラ女になり、ライダーと死闘を繰り広げる。その極端な二つのストーリーの間の脈絡は一切なく、悲劇的な愛の結末を味わえとばかりの強引な持って行き方。小林涼子のコブラ女は子供がおもちゃのヘルメットをかぶっているようだ。

 この救いようのない脚本を置いておいて、ライダーたちの衣装とアクションには合格点かそれ以上をつけてあげたい。レザーの質感がでているジャケットに、装甲の機能を果たすべくボディとヘルメットの作りもとてもよい。女の手で簡単に脱がされるヘルメットは、またもや脚本家の責任だ。バイクのことはよくわからないが、かなりかっこよくリアルに仕上がっている。

 V3の宮内洋が疲れたような顔ですっかり年をとってしまい、往年の宮内を知っている者には寂しい。小林昭二の立花藤兵衛にはとてもおよばない、シリアスで人間味の薄いオヤジに見える。

目の肥えた中年仮面ライダーファンにはツッコミどころ満載の作品!  (2008-08-17)
「仮面ライダー THE FIRST」の感想を思いつくまま書いてみました。

1、ナヨっとした主人公と、ホスト風の女癖の悪そうな主人公が女をめぐるストーリー。
  「世界の平和を守る為〜♪」ではなく、好きな女を守る為の戦いなんですね。

2、ワイヤーアクションが全然ダメ。空中での動きに無理があるし動き自体も遅い。
  テレビの「スーパー戦隊シリーズ」や「仮面ライダーシリーズ」と同レベルかそれ以下。

3、ショッカーがドリルを使って人間の頭に穴を開けて改造手術をしようとする。せめてレーザーとかにしろよ。

4、仮面ライダーの姿自体はかっこよくなったのかもしれないが、いかにも市販の皮ツナギを着てますって感じ。

5、速そうなレーサーレプリカ風のバイク乗ってるのに、ショッカーの二人乗りオフロードに追いつかれる。

6、人間を襲う前にイチイチ手作業でマスクをかぶるショッカー軍団のスパイダー。
  ライダーもそうだが、やはり昔のように変身ポーズとかの方が良かった。

7、ショッカー尖兵のマスクが防毒マスクで、ぶっとい管が付いてた。どうみても素手で戦う戦闘員のスタイルじゃないだろ・・・。

8、初代仮面ライダーV3の宮内 洋氏が、「立花のおやっさん」役で出演してたが、一度っきりしか出てこなかった・・・。


仮面ライダーを子供の頃に見ていましたが、「仮面ライダー THE FIRST」は、ライダーのスタイルを多少洗練したくらいのもので、
間違っても当時、仮面ライダー1号、2号を見ていた大人達が見て満足できる内容の作品ではありません。

私は好きです。  (2008-07-30)
タイトルが全てです。賛否両論あるでしょうが・・。
レビュー書く気力が根こそぎ取られそうなので
他のレビューは見ておりません(汗)
平成ライダーは基本的に敬遠している私ですが。
これくらいなら及第点でございます。

ま、一人くらいはこんな女バカのライダーがいたって
いいでしょう。自らの力に戸惑いながらも、
いかに忌み嫌われようとヒロインを守り続け、
クライマックス、彼女を救うために敵の基地に突っ込み、
多勢に無勢の状況で抗い続ける。
頭いいくせに単細胞・素朴な黄川田一号。私は好きです。
そして、かつての二号の一部分のみを誇張?しすぎた高野二号。
色々と問題点はあるかもしれませんが・・
「俺ってマジでいい奴だったんだな」の台詞を吐くシーンが
大好きなので・・許してしまいます。
そして宮内洋氏の出演もたまらないっ!

そして、皆さんもとっくに指摘済みかもしれませんが
以下の代表的な不満点により☆ひとつ減点としました。
1、敵サイドの改造人間の描写が冗長、かつ挿入するタイミングが悪い
2、恋愛描写が多すぎでさすがに鼻につく
3、ヒロイン・緑川あすかが一号と二号を取り違える演出は
何度見ても疑問。色ぜんぜん違うだろ!
新一号・新二号(もちろん昭和版のね)の差なら
まだ分かるのだが。合理的説明しようとするとメンドイ点が結構あるので
ある程度の自己完結が必要な本作ですが、さすがにこれはちょっと。
(この自己完結が必要、という点は本作に限らず、ZOしかり、Jしかり。
限られた時間で起承転結を表現しなくてはならない
劇場版オリジナル仮面ライダーの宿命であります)
4、ヒロインの緑川あすか。「一号と二号が取り合うほどの女かぁ??」
5、DVDについて。チャプターの区切りが荒いっ!

以上です。今度THE NEXTも見ようかと思います。

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