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オーシャン・オブ・ファイヤー お気に入りに追加
ジョン・フスコ
出版社・発売元:

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

媒体: DVD
ランキング: 23684
発売日: 2006-01-25
レビュー (Amazon.co.jp)
 『ロード・オブ・ザ・リング』で人気を得たヴィゴ・モーテンセンが主演した、壮大なアクション・ロマン。心に傷を抱えるアメリカのカウボーイ・フランクが、愛馬ヒダルゴとともに、アラビア半島を走破するホースレースに参加する。灼熱の砂漠や砂嵐、馬も呑みこむ流砂、さらにライバルの陰謀などから、フランクとヒダルゴは生死ギリギリの世界をさまよう。
   孤高のカウボーイをヴィゴがクールに演じ、女性ファンだけでなく男もあこがれるヒーロー像を創造。ヒダルゴを演じる馬のキュートな表情も、渇いた砂漠のオアシスのように観る者の心をなごませる。砂嵐やイナゴの大群などのシーンにはVFXも使われているが、特殊映像であることを感じさせない自然な絵作りに感心させられる。馬の疾走や剣のアクションも、古き佳き「活劇」のスピリッツを受け継いで本格的。今どきのアクション映画には珍しくどっしりとした風格なので、できるだけ大きな画面で観ることをオススメしたい。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

ファン必見!!!  (2007-10-23)
ヴィゴ・モーテンセン演じるカウボーイ、フランク T ホプキンスの哀愁漂う力強い演技に釘付けになること請け合い。そして、ムスダング種のヒダウゴの言葉を語りだしそうな表情は、フランクとヒダウゴの関係がいかに強いかを表す上でも重要だ。この1人と1頭がセットで「主役」と言っておかしくない作品だと思う。

「伝説のカウボーイ、フランク・ホプキンスの実話を映画化」という触れ込みであるが、実は、大いなる間違いである。性格には「伝説のカウボーイ、フランク・ホプキンスの実在するほら話の映画化」が正しい。アラビアを横断したこのレースの話は、実は、彼の想像の産物であることが明らかになっている。だからと言って、作品自体の面白さになんら影響を与えるものでもないので、彼の残したカウボーイの物語を存分に楽しんで欲しい。実際、ホプキンスが、アメリカでムスタングの野生種を絶滅から救ったのは事実であり、彼が伝説のカウボーイであることに間違いはないのだから。

苦難と闘うカウボーイを描いた、どの年齢の人にも勧められる作品である。特に、モーテンセンのファンには絶対に見て欲しい。

アメリカ野生馬 対 アラビア血統馬 対決!  (2007-06-12)
アラビア・熱砂の砂漠を舞台に、人馬一体の生死を賭けた長距離横断レースに挑む一人のカウボーイと野生馬の不屈の精神を描く、2003年製作・「ジョー・ジョンストン監督」の、実話を基に映画化した傑作サバイバル巨編。
【スー族の血を引くカウボーイのフランク(主演:ヴィゴ・モーテンセン)と愛馬「ヒダルゴ」は、アラブの歴史を誇る偉大な耐久レースに出場の招待を受けるが・・・・・・。】
迫り来る大砂塵・空を覆うイナゴの大群・レースを妨害する謎の集団・銃撃戦・熱砂の流砂・落とし穴などの危機から脱出し、過酷な耐久レースに挑む展開は壮絶!
また、熱砂の砂漠の光景を描く撮影シーン・愛馬「ヒダルゴ」がゴールを目指しひたすら疾走する姿を追う撮影シーン・「ヒダルゴ」の演技力などはお見事!
(余談:感動を感じるのは、環境が違う異国の地で長距離耐久レースに頑張る野生馬が挑戦した『実在・実話の物語』であるの、一言に尽きると思うが・・・・・・。)

強い男の生き様を感じる正当派作品!!  (2006-10-12)
いやぁ感動しました。実在した人物を描いてあるだけあって、とっても味のあるいい作品でした。
ヴォゴ・モーテンセンが魅力的な主人公を好演してました。
登場人物を見ても映像を見ても、当時の雰囲気をよく表現してありました。
VFXも少な目で、人間物語として人物描写が見事だったと思います。
名馬との友情物語ですが、最後の主人公の選択には感動します。
また、レースゴールの場面の素晴らしさは、それまでの過酷な物語があってこそ得られるもの。
コメディやラブストーリーは無いけれど、真の男の生き様を爽やかに感じることのできた作品でした。

美しい砂漠の映像、案外マジメで丁寧な映画  (2006-07-05)
砂漠の映像は美しく、非常に秀逸だった。
馬の演技もびっくりさせられる。
ただ、美しく過酷な砂漠の場面を見ていれば、当然、かの『アラビアのロレンス』と頭の中で比較してしまう。
おそらく比較されることを前提としているのだろう。
意図的に『アラビアのロレンス』を思い出させるような演出をしている部分もあるし、
なんといっても音楽が似ている。

前半のストーリーが少し冗長で、早く砂漠のレースの話に入らないかなぁと思ってしまう。
だが、マイノリティの存在を圧殺するアメリカを描いてから、アラブへ舞台が移ることで、
ネイティブアメリカンの血を引く主人公フランクの前に、異文明社会を上手く展開させている。
耳が聞こえない男が発砲した一発の弾丸で、悲惨な虐殺へ発展するエピソードは、
現在の国際情勢を鑑みると含蓄があって、なかなか印象的だった。
雑種のマスタングが純血種のアラブ馬に勝利するのは、
「アメリカ万歳」ってことだよね、と考える人もいるようだが、
私は逆に異文化への理解を示さないアメリカへの批判が込められているように感じた。

だからこそ、フランク・ホプキンスが初めて出会うアラブ世界に対して払う驚きや敬意は、
素直で美しい。
今この時点でも様々な事情から「顔を隠して」生きるしかない人々はいるはずで、
子供向けとしては良くできている物語だと思う。
それに、インディアンはインディアンの言葉を、アラブ人はアラブ語を話すということが、
きちんとされているのも素晴らしい。


残念なのは、『アラビアのロレンス』でアリ首長を演じて、
目眩がするほど強烈で清冽な輝きを放っていたオマー・シャリフが、
今回は、確かに貫禄はあるんだけれども、なんとなく「普通の人」だったこと。
まあ、どういう意味にしても『アラビアのロレンス』抜きに語れないのが、この映画の難点かもしれない。
ついでに鑑賞者の多くが『ロード・オブ・ザ・リング』からのヴィゴ目当てだろうと思うと、
案外丁寧にマジメに作られているこの映画がちょっと可哀想。

かつて『ダンス・ウィズ・ウルブス』の脚本は、ヴィゴ・モーテンセンのために書かれたという。
ここへ来てようやく主役をつかんだ彼の、
素のキャラとしてはアラゴルンよりこちらのほうが近いのではないだろうか。

馬と砂漠とヴィゴ=モーテンセンを観る−冒険譚は二の次  (2006-04-03)
 『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルン役で有名なヴィゴ=モーテンセンが出ていなければ、この映画は観なかった。彼には悪いけれど、アラゴルンのイメージを払拭するストーリーはなかなか見つからないと思う。馬に乗っている姿が余りにも当たり役だったから、ファンが違和感なく観ることができたって感じの作品。
 主人公は最終的に勝つに決まっている。すさんだ雰囲気の中に志を秘めている設定は『指輪物語』のアラゴルンのストライダー(馳夫)時代を連想させるし、高貴な姫君とのラブシーンもお約束。旅の仲間が「馬」だったことを思えば、本家の設定から離れていない役柄。苦労して作品を選んだのかもしれないけれど…。
 まあ、そこそこに楽しめるけれど、醒めて役者(アラゴルンとは違う姿)を見なければいけないので、星4つです。

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