あくまでもダイジェスト
(2007-04-04)
緻密に出来ているシリーズを総集編としてまとめなおすことで、
構成が荒くなってしまい、話としてイマイチになっているというのが
多くの意見だとは思う。
ただ、そもそも2ndGIGは、難民問題やテロリズムといった政治的な内容も濃く、
神山監督の個人的な思い入れが強かったとも思われる1stよりも、
どうしても内容として難しく、
また、一気に見ないと誰が何で何なんだ?
みたいなことになってしまったというのが個人的な印象だった。
そのため、まずこの総集編で大枠の内容の流れをつかんでから、
各エピソード見て、丁寧に味わう、という楽しみ方もあるとは思う。
逆に言えば、それ以外の楽しみ方は難しい気もする。
「政治色」が極めて濃いです・・・・
(2007-02-18)
ご存知「個別の11人」シリーズを一本にまとめたものだが、「テーマ」が少し難しく(極右的ナショナリストと彼らに反発する難民達との対立・・・いや、少し違うかな?)見る側としては、様々な意見に分かれる筈なので星5は遠慮させてもらいました。
この物語は間違いなく公安9課のメンバー達が主役ですが、一応敵役である革命リーダーの「クゼ」と女性総理である「カヤブキ」がかなり重要な役割を果たしています。中でも「クゼ」は(シリーズ全編を見ると解るのだが)どうも「素子」の初恋の男性である可能性が高い・・・彼と接触する事により彼女は殆んどいつも「男性的な」性格を前面に押し出していたのに、何だか妙にしおらしくなってしまう・・・ラスト近くでバリバリのサイボーグアクションを期待していたのだが、「素子」と「クゼ」の2人きり「トークショー」になってしまった。(笑)
しかし、今正に「核ミサイル」が落ちようとする時に(今までどんな男性にも心を開かなかったあの素子が)クゼと無言の「抱擁」をしようとしたのは強く印象に残っています。
面白かった
(2007-02-07)
私は攻殻機動隊が面白いと聞き、
TVシリーズをレンタルしてジワジワはまって
全部視てしまった後に
映画版Ghost in the shellとイノセンスを視た後に
このDVDもレンタルしましたが、
普通に面白いです。
テロリストの頭首がなかなか魅力的でしみじみとする内容でした。
ただ、攻殻機動隊を全然知らない人、映画や原作は視たがTVシリーズを
見ていない人、は正直あまり良さが分からないかもしれません。
特に
原作の漫画をベースにした映画の
1995年 Ghost In The Shell
2004年 イノセンス(Ghost In The Shellの後の世界)
と
TVアニメの攻殻機動隊 S.A.C.や
その世界を受け継いだ本作はパラレルワールド
(もし主役が原作や映画のように人形使いと遭遇しなかったらという設定)であり、
この作品はTVシリーズを見ていることを前提にした作品なので注意が必要です。
総集編
(2006-11-09)
これは2ndの総集編な訳ですが、充分納得のいく内容になってると思います。
TVシリーズでは、個別の11人事件と1話完結の話が相互に出て進んでいく物語だったんですが、これは個別の11人事件だけを綺麗に編集してあって、改めて細かいところも分かります。
純粋に個別の11人の事件を見れるので、映画みたいな感じでとても見やすいですし、見ごたえ充分ってかんじです!
一度2ndを見た人でも、個別の11人事件を深くしることが出来ます!
でも、TVシリーズを見まくった人にはやはり物足りない内容かと・・・
この手の企画の意味は?
(2006-04-19)
2ndGIGは全部見ました。1stから更に深い展開に楽しませてもらいました。
しかし、この巻については疑問符しか残りませんでした。
再編集した総集編ってだけです。で、やはりというか、時間内に収めるために展開が唐突だったりあやふやだったりする場面が見られていまひとつスッキリしません。
初めて観る人にとっては若干意味不明な流れになっている部分がしばしばある気がします。ただでさえ込み入った物語なのに。
いつも思うんですが、この手の再編集総集編って、「ノベルティグッズ」という意味合いのほかに出す意味あるのでしょうか? SACと名前が付けばそこそこ売れ行きが見込めるので資金回収のために出してみました、という意図しか見えてきません。
そうでなければ、新しいシーンを追加するなりして、編集によって生じた展開の不具合を直すくらいの事はするはずですし。
というわけで、やはり初めて観る人には2ndGIGを最初から、少しずつでも良いので観る事をおすすめします。