娯楽作品ではないけれど
(2006-11-08)
造りは割りにしっかりした映画だったと記憶している。
作品の背景が、人間の悪意、弱者の悲しみに充ちており、たしかに、見ていて楽しい映画ではないかもしれないが、そういう救いのない状況に立ち向かう弁護士の姿、生き方に共感できるひとも多いとおもう。これは、評価の分かれるところかもしれないが、鑑賞後に残ったのは、暗澹たるものではなく、ある意味での爽快感であった。
主人公は多くのものを失ったが、果たして何も得なかったといえるのだろうか?環境訴訟に取り組むというのは、それだけの覚悟を必要とするものであって、ヘンに「ハッピーエンド」なんてやられてしまうと、なんだか少し滑稽に感じただろうとおもう。現実の社会で信念を貫くというのは、こういうことではないのかな。それだけにエンディングはズッシリくる。
あと、ジョン・トラボルタも決してミスキャストではない。
重い
(2006-01-09)
と言っても、トーンが重たく退屈すると言う意味で、社会派としてはさほど深刻な問題を扱っている訳ではない。トラボルタが明らかなミスキャストで、その時点で今作の成功は消えた。