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亡国のイージス お気に入りに追加
福井晴敏
長谷川康夫
飯田健三郎
出版社・発売元:

ジェネオン エンタテインメント

媒体: DVD
ランキング: 9955
発売日: 2005-12-22
レビュー (Amazon.co.jp)
   最新鋭の防空システムを搭載したイージス護衛艦「いそかぜ」に、沖縄米軍基地から盗まれた化学兵器「GUSOH」が特殊工作員によって持ち込まれたのだ。「いそかぜ」の先任伍長の仙石はその情報をつかみ、新入りの如月が工作員ではないかと、目星をつけるが、副長から離艦命令が。そのあと「いそかぜ」の全ミサイルの標的が東京に設定された。黒幕は対日工作員のヨンファ。彼の目的は?そして東京はどうなる?
   福井晴敏の原作を「どついたるねん」「顔」などの坂本順治監督が映画化。海上自衛隊が史上初の前面協力などが話題だが、自衛隊に体験入学して役作りをした真田ほか、寺尾聡、佐藤浩市、中井貴一、岸辺一徳、原田芳雄などの豪華な役者陣の力強い芝居が、派手なアクションシーンに負けない、男たちの骨太なドラマを作り上げている。戦艦や兵器マニアも楽しめ、またアクションやドラマ好きも大いにうならせることのできる、エンタテインメント大作と言えるだろう。(斎藤香)

カスタマーレビュー

かっこよすぎるだろ、  (2008-08-16)
1)風間あぁ〜っ!!! 
 ダイブで、「グソゥ」キャッチ?

2)先任伍長、あんた不死身ですか?SOFでもやっていけますよ。

3)終盤セリフ「考える前に、考えんだよ・・!」>>>伍長、意味分かりません。

ザ・ロックの影  (2008-07-21)
原作を読んだときから、ああ、これはハリウッド作品の「ザ・ロック」そっくりだと思っていた。主人公たちは密閉空間に潜入。盗み出され、大都市に向けられたガス兵器。軍隊・政治組織で振りかざされる「正義」への疑念からの叛乱・・・。類似点を挙げればきりがない。しかしそれでも原作を読むことができたのは、やはり小説だからこそであろうか、主人公たちの過去を丁寧に描いていたからだ。仙石、如月、彼らが如何にして「今の」立場に追い込まれていったのか。それを丁寧に描いているからこそ、原作は読む価値があったのである。

が、この映画にはまったくそれがない。心理描写の部分をほぼ全部根こそぎにして、結局余すところはアクションのみ。それにしてもハリウッド映画の「ザロック」を鑑賞した後ではチャチくて仕方がない。特にラストにおいては、音楽、撮影すべてが一体化してテンションを盛り上げていく「ザ・ロック」に対し、完全に同じ筋を使っているにもかかわらず、撮影もせりふも下手なのでまったくスリルを味わえない。はっきり言って泣きたくなった。

結論。「亡国」は原作でゆっくり堪能してほしい。もし映画を見ようと思うなら、まず「ザ・ロック」を見て、この映画の演出の下手さを笑ってほしい。

展開に無理がありすぎます。  (2008-02-15)
新型兵器を搭載したイージス艦が訓練中に自衛官たちによって乗っ取られた。

搭載している新兵器は首都・東京を壊滅させるほどの威力がある。
彼等の要求は「秘匿している新兵器の存在を公にすること」そして、「その新兵器に関連して暗殺されていた学生(実は、首謀者の息子)の名誉を回復すること」であった。

伍長の仙石は艦を他の乗員たちと共に脱出したと見せかけて、1人艦に残って計画を阻止せんと立ち向かう・・・っていう「どっかで見かけたような印象の拭えない展開」。

しかもイージス艦への進入経路が「穴のあいた船底から」なんてムチャクチャですよ。
必死に艦内に忍び込んだら、相手は仲間割れを始めて自滅していく。
血がバンバン飛び散る銃撃戦に・・・艦内で手榴弾まで使ってるし(汗)

仙石は超人か???撃たれるし、刺されたのに「殉職」せずに助かってるし。
艦を制圧した後に「手旗信号」までやる体力があったんかい・・・・。

最後のイージス艦の大爆発は、もう戦いは終わっていたのに最後がこれじゃ「盛り上がりに欠ける」とでも思ったからなのか・・・・あの・・・・元々、全く盛り上がってないって気付かれてますか?
制作陣の皆さん?

面白かった  (2008-02-08)
あまり期待せずに見たのだが、存外に面白かった。
原作は随分と前に読んだのだが、内容をほどよく忘れていたので、良い具合に補完されたのだろう。
いそかぜ対うらかぜや、如月とジョンヒの視線がドア越しに交錯するシーンなどは特に良かった。

ただ、既に言われている通り原作を読んだ上での予備知識がないと、やや説明不足の感は否めない。
説明過剰になることを避けたのかもしれないが、無理に2時間以内に押し込めず、後30分くらい長くしてでも、人物関係の説明や各場面の描写を増やした方が良かったのでは。
特に前半は駆け足すぎる。
登場人物の背景や心理など、断片的な台詞やシーンで一応は語られているのだが…。

それでもあの情報量の多い原作を良くこれだけまとめたものだと感心する。
映像、音楽、俳優の演技の素晴らしさなど、見応えのある映画だった。

宣戦布告と比べて  (2007-12-29)
宣戦布告と同じであり北朝鮮ネタ。作者は『ローレライ』と同じ。阪本監督らしく社会派ストーリーの濃厚ドラマは最高だった。阪本軍団総出演であったが、キーパーソンの佐藤浩市の出番が少なく消化不良であった。また、ドンパチだらけの宣戦布告と比べて、自衛隊の協力もえられているのに作品全体がとても地味な印象を受けた。だが同時期のこの手の映画のなかでは秀逸であり、社会派好きにはお薦めである。

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