違うジョンが見たい!
(2006-01-18)
関係者の証言インタヴューをもととした、いわゆる【ベッド・イン】の記録物である。めずらしい映像もあれば、そうでない映像もあり、はっきり言って、熱烈なるジョン・レノン・ファン以外には必用であろうが、そうでは無い人に対しては、ちょっとね・・・と言う感じである。
問題は2つある。ひとつは【ギヴ・ピース・ア・チャンス】と言う曲を必用以上に神格化しようとしている事。まあ、これはジョンの死後のオノ・ヨーコの常套手段だから、今更問題化しても仕様が無い。
もうひとつは、結局ジョンの発表される映像作品と言うと、イマジン物か、このベッド・イン物に限られて来ていると言う事である。
ジョンと言えば、記録魔である。まさかこんな映像が存在していたとは、と驚かされるのがジョンである。それは、現在発表されている数々の映像作品が証明している。
ただ、余りにイマジン物とベッド・イン物が多すぎはしないか?手を替え品を替え、同じような物ばかりが発表されているのではないか?
ジョンのイメージ洗脳戦略は、もういい加減にしてもらいたい。ジョン・レノンを何だと思っているのだろうか!
失われた週末時代の映像なんて出ないのだろうか。出したく無い人が権利を持っているから、無理なんだろうな。エルトン・ジョンとのライヴなんて、絶対存在しているはずだ。だって、記録魔だもの、ジョンは。
観ておく価値はありました
(2006-01-08)
写真や短いフィルム編集でしか見る機会のなかったベッドインについてのドキュメントビデオとしては一見の価値ありました。
しかし、1度観たら、それで気が済みました。そんな感じです。
John&Yokoが若い。Yokoの美しさを感じました。Fuji FilmのCMのYokoも好きですけど、Yokoが魅力的に年を重ねていってるところが素敵ですね。Yokoファン必見!
いくらなんでも・・・
(2005-12-29)
今年2005年12月は特別な年です。ジョンの生誕65周年とか、死去25周年とか・・・・
もちろん、私も、25年前の12月8日(日本時間)の衝撃は忘れていません。
だから、ジョンについて、メモリアルなイベントとか、記念出版がされるのは仕方ないと思います。それを望んでいる「私」という人間もいます。
しかしです。
いかんせん、この作品はあんまりではないでしょうか?
ジョンの真意なのか?
ジョンと長年連れ添ったYOKOさんが一番知ってるでしょうが、YOKOさんとは別にジョンの生き様を知っており、それを崇拝していたジョンの基盤になった「ファン」の意思も反映されないのでしょうか?
ジョンの「ファン」が全て一致してるとは信じられませんが、私には、ジョンが、自分で納得して発表した以外のアウトテイクが流出することや、知らない間に日本の缶コーヒーのコマーシャルに使われることを納得したとは思いません。
そういう人ではなかったというのが、「ファン」であった、私のジョンに対する見方です。
相続人にして、未亡人のYOKOさんの意思は、「ファン」の意思として共通項を持つのでしょうか?
私は、彼女に対する好悪の感情を抜きにして納得できません。
この作品は、そういう点で、ジョン=レノンという偉大なアーティストの「負の遺産」の暴露のように思えるのですが。それを未亡人が進めるなら仕方ない?
「ジョン=ウインストン=小野=レノン」は小野洋子さんの夫ですが、ジョンは、Beatles以来の「ファン」の対象だったのです。一個人という存在ではなかったのです。
ここを理解してほしいなあ。
ま、無理ですかね。