80年代を画した最高の「ロックの寓話」 『ウォリアーズ』から引き継がれたもの(コーディーの姉がその結節点にいます)
(2007-05-12)
高校時代この映画が大好きで何度も映画館に通って(当時から料金は千円を超えていて高校生には痛い出費でしたよ)最後のライブシーンに陶酔したものでした。当時MTV映画と呼ばれた作品は数多ありましたが、この作品だけは何か懐かしいテイストというか、西部劇や60年代ヒーローものの感じがあって特別だったんですよね。ニューシネマ風味の苦い青春映画から一巡して50年代的な明朗さへの回帰と言うことなのでしょうね。
この映画は「西部劇をロックに乗せて現代に蘇らせた」という文脈で語られる事がほとんどなのですが、実はW.ヒル監督が『ウォリアーズ』から引き継いだテーマが底流を成しています。不良グループボンバーズの追っ手を振りほどく展開もそうですが、夜の地下鉄を乗り継ぎ仲間を皆ホームタウンに連れ帰り、しかし仲間内では関係にきしみが生じていて…。不思議な存在感を持つ追っかけの女性は『ウォリアーズ』でのマーシー(彼女は本作では姉役リーヴァ)の残像です。当初見下していた黒人達の真の実力に気付き、対等な関係を持つという展開も同じ(ステージに立ち脚光が当たるシレルズの姿に快哉でしたよ)。
こう考えるとこの映画も80年代にしか生み出され得なかったことが分かってくるのです。そしてW.ヒルは『48時間』や『レッドブル』なんかを見る限りでは女性蔑視の影があるのですが、本作ではA.マディガンのマッコイを得ることによって、マーシーに並ぶ見事な女性像を作り出しました。『セーラー服と機関銃』や『めぞん一刻』など80年代初頭のイコンが見事なリメイクで蘇ってきている今、もうすぐ声望が蘇ってくるものと信じています。
〈追伸〉かつてビデオでこの名作のメイキングと“Tonight Is What It Means To Be Young”などのミュージックビデオなどを採録したものがありました。これはファン垂涎の一品。地上派放映時の吹き替えも最高。是非とも新DVDでは特典に付けて欲しいものです。
80年代を代表する傑作B級アクション映画!!
(2006-10-08)
80年代を代表する傑作アクション映画作品にもかかわらず、
高スペックのDVDが発売されないふがいないB級作品のひとつです。
ホントにかっこいい作品です!!
主役のトム・コーディもいいですが、助っ人のマッコイがとてもいい味だしてます。
かっこいいとはこの作品のためのコトバと言っても過言ではないでしょう。
おすすめです!!
湧き上がる興奮を押さえられない!
(2006-06-02)
悪者からヒロインを救い出す影のあるヒーロー、今の私が聞いたら「何それ?!」って興味も持たないようなストーリーだけどこれが見るとメチャはまります。マイケル・パレもダイアン・レインもあくまでかっこよく、音楽もかっこよく、ひとつ間違えれば時間潰しの青春映画になりそうなところをクールな作品に仕上げちゃってる監督に拍手!最後のステージが凄い迫力で大好き、冷静に見ると引いちゃうようなこのタイトルも気に入ってます。
ウォルター・ヒルの最高傑作
(2006-06-01)
とにかくカッコイイの一言!公開当時、劇場で3回たて続けに見てしまった。当時は高校生でしたが、トム・コーディのよれよれコートに憧れて似た物がないか服屋巡りをしたもんです。とにかく超オススメ、必見です。 ネオン輝く夜景、濡れたアスファルトなどウォルター・ヒル作品には欠かせない背景とライ・クーダのスライドギターのリズムをバックに最高の「ロックンロール・フェイブル」が炸裂します。百聞は一見にしかず。
我が青春のバイブル
(2006-05-13)
当時10代だった頃の思い出が甦ります。善玉悪玉みんなクールでカッコイイ!最高にロックな映画です。最低でも20回以上観てるけど何回観てもハーレーの爆音とラストのクールさにノックアウトされます!