「ボーンアルティメイタム」との繋がり
(2007-11-10)
最後のパメラ・ランディとの会話は3部目に繋がる。
『?』と思われる方はそれが正しい答えです。これは3部目を見ないとわからないですからね。
“ボーンアルティメイタム”を観た方はお気付きかと思いますが、本作の最後のシーンに『あっ』と思われたでしょうね。
私自身は意外性に一つの感動を覚えました。今思うと、すごく丁寧に作られた作品だったんだなぁ、と改めて感心しました。
本作の見所は特にカーチェイス(私個人はこちらの方が好きです。)そして、アクションに人間味あるストーリーですね。結局、全部かな。
お薦めしますが、まずは第一作目からが絶対条件になります。
復讐の旅から・・・
(2007-08-23)
前作で得た恋人を目の前で殺されたボーン。復讐の旅へ出かけるが・・・。
M・デイモンのあたり役”ジェイソン・ボーン”が監督・ジャーナリスト出身のポール・グリーングラス(イギリス情報部の内幕を暴いた著書「スパイ・キャッチャー」はイギリスでは発禁処分をうけている)によって、さらに面白くなっている。
原作は「暗殺者」「殺戮のオデッセイ」「最後の暗殺者」と三部作になっているが、作を重ねるごとに冗漫になっていき、「暗殺者」以外はつまらなかったと覚えている(なんせ20年ほど前に読んだから・・・)が、映画では面白くなっており、スパイ映画の本家本元「007カジノロワイヤル」のテイストも変えたのではないかと私はにらんでいる。
「ボーン・アイデンティティ」ではボーンの自己確認の旅を描き、「ボーン・スプレーマシー」では復讐から贖罪の旅を描き、次作「ボーン・アルティメイタム」ではどんな旅を描くのか?
楽しみです!
緊迫感満点 迫力満点
(2006-05-14)
ゴア、ベルリン、モスクワ、迫真の展開。
世界は狭い。
寡黙なマット・デイモンは、迫力、魅力タップリ。
そして、人間味タップリ。
CIAの女性諜報員パメラ・ランディは、迫真の演技。
内部犯罪を追求する姿は、心地良い。
ロシアが、ヒールの王者から、脱落したのも、時代の象徴か。
スピードと緊迫感
(2006-05-10)
1作目よりストーリー全体のスピードがアップし、それにより追う者と追われる者の緊迫感がよく出ています。ただ、どうしても納得いかない部分はボーンを犯人とした指紋ですが素人でさえ指紋を残しそうにないのに訓練されたプロがあんな単純なミスをするとは思えないのにすぐに気付かない、後半でこれに関する疑問に対するシーンはあるが1人しか気付かず遅すぎる ので星一つマイナスです。
一切の無駄を排した硬質のアクション。
(2006-05-09)
元CIAの主人公ボーン(マット・デイモン)の等身大のアクションは特筆物です。この作品に比べたら007シリーズなんか子供騙し。リアルな国際情報活動というアンダーグラウンドな世界を生き抜くため、その知恵と知識、機転と技術を総動員する主人公の行動が、皮膚感覚でノンフィクション調に撮られた映像で伝わってきます。監督はアイリッシュの悲劇Bloody Sundayを撮った英国人監督ポール・グリーングラス。一切の無駄を排した硬質のシリアスな作品になっています。
主人公を狙うのがロシア秘密警察官キリル(カール・アーバン)。冷静沈着、冷酷で正にキリングマシーン。殿堂入り暗殺者「ジャッカルの日」のエドワード・フォックスを彷佛とする暗殺者を演じます。
ボーンは背も低いし、特別ハンサムでもない、一見普通の人物であり、ファンシーな秘密諜報器機もかっこいい車も無縁。それだけに一層現実味が有ります。そして暗殺者だった、という心の闇を抱え、そんな過去や現実から抜け出したいと願う1人の生身の人間でもあります。上質アクション映画好きにはお勧め!正直今どきスパイアクションなんて・・・なんて敬遠してしまう人にも、お勧めかも。いわゆるハリウッドエンターテイメントとも一風違うアクション映画です。