そこまででは…
(2008-01-22)
個人的に映画『魍魎の匣』が気に入ったので、前作も見てみたいと思い、レンタルで見ました。
原作も読んでいますが、皆さんが言うほどそこまで悪くはないような…
確かに大げさな演出(雷やスポットライト)はちょっと残念な気もしましたが。
でも、長い原作をすっきりとまとめていると思いますよ。
怪しげな雰囲気は原作に忠実だったかと。
個人的にはキャストも好きですが…
原作ファン、映画好きとして
(2008-01-01)
脚本に関していいます。小説(特に長編)を脚色するやり方大きく分けて二つ方法があります。
A)原作の流れに沿って話を展開さし、省略可能な部分は省略する方法。
B)原作の構成、テーマを踏まえつつもオリジナル性を高め、映画と原作をある程度切り離す方法。
本作の脚本は、Aの方法を用いています。原作ファンとしては、Aの方法を好む人が多いのは無理ありませんが、やはりそれでは、映画として厚みのある作品にはならない。原作の複雑な構成、長さを考えて、Bの方法をとるべきだったのでは?と思います。本作のラスト(本格ミスれリー界に賛否両論を巻き起こした)死体はどこにいったのか?というトリックは、第一章で長々と語られる京極論があって成り立つもの、映画は確かに要点は押さえていますが、あれで原作を読んでない人が納得するとは思えない。「こんなのありか?」と思われるのがオチです。久遠寺家の過去も簡略化されては、久遠寺涼子の悲劇が伝わらない。
監督の映像的アプローチがよかっただけになんとも惜しい作品です。
よって、星の1つは監督に、もう1つは素晴しい俳優陣(個人的には木場を演じた宮迫博之氏中禅寺敦子を演じた田中麗奈氏がよかった)に捧げたいと思います。
原作を知らない堤ファンにはおすすめ
(2007-12-30)
私は原作を読んでないので、原作との比較といったものはできないのですが、単純に映画として楽しめました。話している人物にスポットライトを当てたりする演劇のような手法も、演劇好きの私にとっては「おおっ」という感じで新鮮で、見終わった時には「ああ、面白い舞台を見たなぁ」という感覚に近い満足感がありました。物事に対して一歩退いた感じのキャラクターも、堤真一さんによく合っていると思います。実はもっと突飛な映像を期待していたので、それが割と普通だったので星一つ減点といったところでしょうか。とにかく、原作を知らない堤真一ファンにはお勧めできる映画です。あと、演劇が好きな人にも。
う〜ん、微妙かな
(2007-12-17)
おもしろいです。一度見終わり二度目見返した時、登場人物の言っていた、台詞の意味が解り、二度楽しめます、ただ、キャストの豪華さを除けばテレビ局が凄く力を入れたテレビのスペシャルドラマでも良いような、感じがしました。
まあこんなものかな…
(2007-12-16)
原作を読んでからDVDを見ると作品の不自然さが如実にわかる。単純なミステリーを妖怪を見立てに使うことによりムードを醸し出す。
しかし登場人物の誰もがそこに死体があり、妊婦が出産しないのを想像妊娠だと結末まで気付かないのは映像作品としては如何なものか…