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さよなら、さよならハリウッド お気に入りに追加
ウディ・アレン
出版社・発売元:

日活

媒体: DVD
ランキング: 38227
発売日: 2005-11-11
レビュー (Amazon.co.jp)
   ウディ・アレン監督作で、彼が自らをパロった監督役で主演。アカデミー賞2度受賞という過去の栄光にすがりつく映画監督という、かなり自虐的な役どころだ。再起をかけて新作を撮り始めた彼を襲うのは、原因不明の失明の危機。その事実を隠して新作を撮り続けるというのだから、爆笑&苦笑のギャグが満載というわけだ。『アニー・ホール』などアレンの初期作品を思わせるドタバタのノリを、久々に満喫できる作品でもある。
   目が見えないまま仕上がった作品は、結局…という皮肉なラストに代表されるように、映画に対するアレンの、いい意味での軽い向き合い方が前面に出ている。要所での、現在の映画業界に対するチクリとした批判も効果的。確かに隆盛期の作品のような個性には欠けるのだが、肩の力を抜いて楽しめることは事実だ。目が見えないために、あちこちにぶつかり、相手に失明がばれないようにする会話術など、アレンの、名人芸ともいえるコメディ演技を観るだけでも価値アリ。年を重ねても、徹底的にダメ男を演じるアレン。そんな彼の演技が鼻につくという人には、本作はちょっと辛いかもしれないが…。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

さりげなく、イイ仕事してますね〜。  (2008-07-11)
 最初から最後まで全くダレるところ無く、楽しんで見ることができた。
 「でも、ふだんのウッディ作品に比べると毒や鋭さという点ではマイルドかな?」
 が1回目に見た後の感想。

  しかしこの映画、何回どこの場面から見直してもやっぱり面白いのである。
 全体を貫いているユーモラスな雰囲気に、毎度毎度笑ってしまう。

  よくよく見ていくと、各シーンでの俳優たちの表情、しぐさなどもう、完璧である。
 仮に字幕や音声を無しに見たとしても、どういった場面なのかがすぐ伝わるくらい。

  チャップリンさながら、ウッディ・アレンも納得ゆくTakeが撮れるまでは何十回でも
 NGを出し続ける監督ではないんでしょうか?きっと。

 凝りに凝った作り方をしても、パッと見にそれを感じさせない、粋ですねェ。

 なんにしろ文句なく楽しい作品であります。
 

おもしろかった  (2007-11-11)
屁理屈な映画監督が、再起復活をかけて新作を撮るお話。

バタバタと話が進んでいくところが、おもしろかった。
映画監督なのに、失明しちゃうし。
失明してるのに、そのまま撮影続けちゃうし・・・
「おいおい」って思ってたら、終わってしまった。

時間が経つのが、あっという間でした。
おもしろかった。

買いです。  (2007-09-19)
ハリウッド嫌いで知られたウディ・アレンがあえてタイトルにハリウッドを冠して、自身が主演するわけだから、内容は推して知るべしといったところです。要所要所で彼らしいひねりとシニカルさが光る佳作ではありますが、長く彼の作品を見続けている人には本作はすこし、あまりにも「らし過ぎる」作品のような気もします。もしかすると、そのへんが評価の分かれ目になるかもしれません。

ウディ・アレン流軽蔑  (2007-09-03)
ウディ・アレンのハリウッド嫌いは有名だ。アカデミー賞に何回も輝いていながら、受賞式にもほとんど顔を出したことがない。タイトル通り、本作品で映画監督に扮したウディ・アレンはハリウッドに絶縁状を突きつけている。しかし、ゴダールのようにシリアスな手法ではなく、あくまでもウディ・アレンらしいシニカルなコメディの中にサラッと描かれている。

大衆受けする作品をなるべく安くあげる。ハリウッドが映画に求めるのは費用対効果これのみである。その限られた枠の中でいかに芸術性を発揮するかが映画監督の腕の見せどころとなるが、製作前の段階から安全に利益を生む方法論を厳密に考えるならば、やはりヒット作のリメイクや続編が優先されるのはやむをえないことといえるだろう。

こんなガチガチの状況の中で、芸術性の高い映画が生まれるのは奇跡に近い。プログラム・ピクチャーを撮らされても何とも想わない映画監督とは違って、才能のある監督にとってこの状況は拷問に等しい。映画の良し悪しを判断する製作者が、恋人のために6、000万ドルも出すような俗物であればなおさらのことだ。めくらにでもならなければ、ハリウッドが要求する映画など作れるわけがないのである。

あーだこーだ言うまい、この職人芸を見よ!  (2006-07-14)
字幕追っかけて、ゲラゲラ笑って、ほっとしたり、
身を乗り出したりしているうちに、ハッピーエンド・・
いつもながら、騒がしくも、良く練った脚本とせりふ、
関心しました・・関心しているうちに終了。

さすがの職人芸。最近のしか知りませんが、ウッディ・アレン
のは、ペーソスと変な比喩と、他人への遠慮がちな蔑視など、
ねじれた個性が噴出して、飽きません。はずれがない作品
ばっかで退屈しない。

一度虜になると、やみつきになる、そんな感じ。

ティア・レオーニが美形で好きですし、監督が失明するという
その下りまでの伏線と人間関係は絶妙。

さいこーです。

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