人気に対して
(2005-09-18)
変に媚びていない製作姿勢は、何やらマニアックな人向けが多い
女の子の登場する作品としては、好感触です。
グッズ販売も極めて優秀なようですし
東映の最新鋭の演出家を配していないにも関わらず
この人気は個人的には意外ですが、作品の表面上に作られた
誰でも気づく範囲での問題定義が、作品の内容の薄さをカバーしており
不自然な人間性があっても、ある意味「普遍的なアニメ像」として
受け入れられている気がしますが、やはりもっと本当の意味で
大人でも"深く"楽しめる作品を期待して止みません。
例えば、東映内でも伝説的な存在になっているらしい(!?)
おジャ魔女どれみドッカーンの第40話のように・・・
とはいえ、この作品は、プリキュアを楽しんでいる方には
難しすぎる感は否めませんが。
大人の鑑賞にも十分耐えるがマニアに媚びない良作
(2005-07-25)
子供(特に女の子)に絶大な人気を誇る作品ですが、意外にも奥深く、大人ですら真面目に見ていたら考え込んで迷ってしまうかもしれないものがあります。中心製作メンバーの年齢も高く、元報道捜査官のスタッフがいるなどの影響もあると思いますが、この作品は次の3つの難しい問題を高いレベルでクリアしています。
1.子供が見て、文句無く面白い
2.大人の鑑賞にも耐える
3.マニア層の支持も得るが、媚びてはいない
3に関して補足すると、乙女の愛らしさ、健気さの表現レベルの高さで「萌え」もありだが、エッチさは微塵もなく、安心して見ることができます。
また、「悪」というものの表現が素晴らしい。悪役達はよく見ると自らに後ろめたさや恐れを感じているのが分かりますし、何かの弱さを隠している焦りすら感じられます。そして、そんな悪を倒した後のプリキュアは相手に対する同情ややるせなさすら見せます。
良いものを作れば受け入れられる。そんなことを感じられる近年稀に見る傑作アニメと思います。