ニコルソンの名演「愛す、憎む、赦す」
(2006-05-12)
幼い娘を自動車事故で失ったフレディ(ニコルソン)は、刑期を終えて出てくるジョン(モース)に復讐することを生きる力にしていた。そんな彼は妻に愛想を付かされ孤独でもあった。一方、ジョンは彼を温かく迎えてくれる人々を得るが、罪の意識拭い難く一人苦しむ。エミリーが死に際に「左右の確認をしなかった。ごめんなさい。」そう言ってくれたことが唯一の救いではあるものの、何処までも自分を責め続ける。
出所した日の夜、フレディが突然姿を現しジョンを撃つが、弾を入れ忘れていた。彼はジョンに3日の猶予を与える。なぜ「3日」だったのだろう。共に心に傷を負った2人、憎悪と罪悪感を抱えたままの2人、それぞれの72時間が、いかにもショーン・ペンらしいタッチでパラレルに描かれる。
エミリーの墓前で涙する2人。無言の2人の心が溶け合う。大粒の涙を墓石に落とすニコルソンに、胸打たれる。感動のラストシーン。
ジャックニコルソンの渋い演技にご注目
(2005-09-02)
娘を交通事故で失い自暴自棄になった男を名優ジャックニコルソンがさすがの演技で演じています。加害者のデビッドモースも素晴らしい。映画のラストはお互いに和解し後味が良い作品に仕上がっています。ラストの撮影はショーンの親友の故チャールズブコフスキーのお墓だそうです。