人間ジャンヌダルクの生き様
(2007-05-03)
聖女としてではなく、一人の女性として描かれるこの作品。なぜ、ジャンヌが出兵すると勝てたのか、これは不思議なものがあるが、天啓を受けて一人の少女が立ち上がる、其の心の内面をよく映していると感心しました。
最後のほうの魔女裁判。現代に生きる、日本人である私には到底理解できない裁判(?といえるか疑問だが、中世ではあれがあたりまえだったのだろう)ではあったが、ジャンヌの死にたいする姿が忘れられないです。
この勢いとドラマティックな展開は見もの!
(2007-04-28)
"Follow me!"の掛声と共に、1人最初に突進していくジャンヌダルクの姿がとても印象的です。最初は小娘扱いをされ、誰も耳を貸そうとしない状況から、自分の信念とともに一歩づつ前進していきます。シャルル7世の戴冠式までの展開は、時折混ざる幻想シーンと相まって一気に進んでいきます。
その後の展開は、歴史に残る悲劇的な展開になっていきます。
ジャンヌダルクについての史実は、未だ不明な点が多いものですが この映画では1つの見方を提示していると思います。
特典として収録されているメイキングのドキュメンタリーは、よくまとまっていて興味深い内容でした。是非 こちらも合わせて御覧になられることをお勧めします。
ジャンヌダルク
(2007-01-29)
リュクベッソンが撮るとこうなるのかと思いました。過去、歴史劇としてのジャンヌダルクは数多くありますが、これはその切り口とは違った作品です。監督としては、レオン、ニキータ、TAXIなどを手がけていますが、映像が綺麗でした。主演のミラジョヴォヴィッチとはフィフスエレメントを撮っています。バイオハザードのヴィラよりも良かったです。ジョンマルコビッチが、この映画を締めています。仮面の男、太陽の帝国、シークレットサービス、コンエアーそして監督として 穴。彼が出ているのといないのとではこの作品も随分変わったでしょう。
聖女ジャンヌの心の葛藤
(2006-04-07)
百年戦争におけるジャンヌ・ダルクのオルレアン奪回がストーリーの軸ですが、ジャンヌを聖女としてでなく、生身の人間としてその心の葛藤をリュック・ベッソンらしい映像で見事に描き出しています。
ですが、戦闘シーンは戦闘が始まる前の緊張感などがまるでなく、唐突に始まり、特に印象に残る場面もなくフランス軍の圧勝で終わってしまうというメリハリのなさが残念でした。BGMももっと戦闘の緊張感を沸き立たせるような壮大な音楽を使って欲しかった・・・。
監督としてはジャンヌの人間としての心の葛藤や悩みを中心に置きたかったのだろうと思うと納得がいきます。アクションスペクタクルというよりは歴史ドラマ、ミステリーとして観た方がいいと思います。『グラディエイター』のような壮大なスペクタクルを期待すると失望してしまう。良作ですが、少し中途半端なのが残念です。
なぜか元気になる映画
(2006-04-01)
一言で言うと、不思議な映画そして、大作。
天命をうけた神の子の葛藤の描き方が素敵。
天命だったのか、否か、見方によってそれぞれ違うけど、
自分の信念を貫く様に、元気づけられるんです。