バップ
病気について考えさせられる作品 (2006-09-19) 「将来3人に1人は乳ガンになる予測だってある。」「ガンの遺伝子は皆にあって、肉親の発病実績より、むしろ生活習慣などで誰にでも発病する可能性はある」黒木先生(本木雅弘)の言葉にはドキッとさせられる。 今までのドラマがあくまでも末期に至る姿を描いたのとは違い、ファーストステージのガンの5年後の生存率が87%など、統計値を入れ込み、あくまでも発病は確率論なのだ、「いたずらに怖れるのではなく、事実を事実として受け止め、前向きに今何が出来るのかを考えて生きる」というテーマが全体に流れている。 シングルマザー小谷晶子(夏川結衣)は乳ガンと診断され、不安の中、黒木先生に励まされながら、ガンと戦っていく。秦 建日子の脚本は、静かに細かな描写を重ねていくが、見ているうちに、もし自分が晶子だったら、という気持ちにさせられる。 全体的に暗くならず、前向きな気持ちにさせてくれる。CHEMISTRYの主題歌「キミがいる」、BGMがうまく生かされている。 ガンの描写には賛否両論あるが、夏川、本木他キャストの好演が光り、見て欲しいドラマ。