玄人向け映画
(2007-10-06)
15年ほど前、レスリーの出演していた映画を全部集めようとして、香港や台湾でもソフト化されていなくてどうしても手に入れられなかった自分にとっても幻の一本です。
ストーリーを楽しみたい人にはお勧めできません。突拍子のない展開と実にいい加減な「日本像」に辟易します。日本人以外には違和感がないのかもしれませんが、日本人にはちょっと・・・。
この映画の評価された部分は映像の創りかただったと思います。1982年の香港電影金像奨で7部門にノミネートされたものの、賞をとれなかったのは、一般受けしなかったからでしょう。
この映画の監督パトリック・タムのお弟子さんがウォン・カーウァイですが、ストーリー性の突拍子の無さは、まるまるお師匠さん譲りですね。
「すごいな」と思えるのは、映像の美術面と音楽。特に4人が島で暮らすテイクはどこを切り取っても絵画のようでホレボレします。映像つくりに興味のある人には観てもらいたい一本です。当時は科白はあとから吹き込むつくりで、レスリーの声にたまらない魅力を感じている自分としては「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」のように別人の声があてられていたらいやだな思っていましたが、これは本人の声ですごくよかったです。特にイップ・トンとのラブシーンでは・・・最高!。
DVD化されて、オリジナルの編集とは若干異なるようです。おまけとして「メニュー」画面から「字幕/音声」を選んで「コメンタリー」を選ぶと映画を観ながら、解説もきけるし、別テイクがついていたりするのが、DVDとしては珍しくてお楽しみ。レスリーの初期の出演作で繰り返し巻き返し「鑑賞」できるのはこの映画だけかもしれません。奇妙な内容にもかかわらずつい何度も観てしまいます。
レスリーがあんなことになってしまったからこそ世に出たソフトだと思うと、手放しで喜べないですが、長年のコレクションに見ごたえのある作品が増えたと思えば少しは慰めにもなります。
今見たら半分お笑い
(2005-09-02)
レスリーチャンが若くてピチピチ
もう香港映画らしくて、往年の香港映画ファンには
たまらん作りだと思います。
今の韓国ドラマの突拍子無さを
乱反射させたようなストーリー構成。
同時に、プレスリーの映画をもっとややこしくさせて、
ほろ苦くした感じ。
今の中国の映画館で上映している作品の方が
よっぽどまとまっている。
いやぁメタメタな香港映画も無いとね。
日本人役の日本語の奇妙さ。
いくら八十年代とは言え、割合近しい関係であったと思われる
日本と香港の情報の混乱っぷりといったらない。
竹の子族やら赤軍やらファッションやら
三島の切腹やら日本刀やら
断片的な情報を元にするとこのようになるのかという
何だかものすごいクリエイティブ感がありますな。
美しいレスリーを拝むのと、
懐かしき八十年代ファッション百科事典として
観るのが一番お奨めの視点です。
レスリーが出ていなかったら五万パーセント淘汰されていただろう
この作品。だからつくりとしては非常にレア。
レスリーがキュートで可愛い!!!
(2005-04-11)
母のいない淋しさを抱えたり、
女の子とイチャイチャしたり・・。
ベタな青春ものかと思っていたら、
突然、刺客が登場して流血映画に!!
あまりの展開に腰が抜けそうになったが
雰囲気が面白く、飽きなかった。
たけのこ族、シンナー、歌舞伎、
着物、刀など、香港に入り込んでいる、
日本の風俗や文化が面白かった。
若さ溢れるレスリーが可愛らしい!
その上品な顔立ちにウットリ・・(笑)。