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山田洋次
椎名誠
朝間義隆
出版社・発売元:

松竹

媒体: DVD
ランキング: 45591
発売日: 2005-05-28
レビュー (Amazon.co.jp)
   岩手の山村で独り暮らす父(三國連太郎)と、東京でアルバイト生活を送る息子(永瀬正敏)。反発しあいながらも、やがて和解していく父と子の絆を、名匠・山田洋次監督が四季折々の風景や当時の社会世相なども交えながら描いたヒューマン映画の傑作。
   山田映画としては『家族』『故郷』など現代日本と家族の関係性を追求した社会派ホームドラマの路線にあたるものだが、80年代は寅さんシリーズに加えてノスタルジック路線に傾いていた山田監督は、ここで久々に社会への鋭い視線を画面に注いでいく。その一方で、聴覚障害者でもある息子の恋人(和久井映見)と対面した父がFAXを購入して連絡を待つシーンなど、淡々としながらもじわじわ心にしみるシーンが常に連なっていくあたりは奇蹟ともいえるほど。山田映画初出演となった三國の名演はもちろんのこと、永瀬、和久井ともにその年の映画賞を独占した。(増當竜也)

カスタマーレビュー

山田洋次版「東京物語」  (2006-08-14)
山田洋次版「東京物語」といった感じがした。

年老いた親と東京であくせく暮らし、田舎から出てきた親への対応に困る子供。熱海まで登場するところ、小津版と似せている。

違いは、ふるさとが北国だということ、時代が新しくなっているところだろうか。FAX全盛の時代だったのだろう。

山田洋次監督の、最高傑作!  (2005-05-26)
笑いあり涙あり、最後には胸の奥がジーンと暖かくなるような映画です。
脚本、演出、演技、それら全てが高い次元で保たれながら、かつ、話の流れに一切のインチキや無理臭さを感じさせない構成は、脱帽するほかありません。

バブルの終末にこの映画は生まれました。哲夫君は正社員になったかな、親父さんは孫の面倒見でてんやわんやしてるかな、お兄さんは大きい会社をリストラされていないかな、など、バブル崩壊を経験した今だからこそ、色々な思いが浮かんでは消える珠玉の名作です。

続編として「親父」を製作して欲しいと、心から願って止みません。

まってました。  (2005-04-19)
訛りや兄にコンプレックスがあり それによって人付き合いが苦手で自分の殻に閉じこみがちで前に進めない主人公が、ひとくせもふたくせもある人間や愛する女性に出会う事によって、殻を破り前に進む。見ていて感動させられる映画である。また話の流れを父親を軸に現代社会における家族のあり方を見せていると思われる。本当にもっと評価されても良い映画だと思う。ちなみに私が一番好きなシーンは、愛する女性が聾唖者だと知った主人公が”いいじゃねぇが”と言いながら暗い倉庫から、光あふれる太陽の下に出てくるところが、主人公に心情、決心を非常によく表していると思う。
とにかくいい映画です。まだ見てない方は、ぜひご覧になってください。

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