テレビ時代のコメディー
(2005-08-11)
北野武の映画がオモシロイおおきな理由のひとつに、省略の仕方のうまさがある。ふと思い当たったのは80年代前半に一世を風靡した「おれたちひょうきん族」という番組である。後半は彼と明石屋さんまが出演する「たけちゃんまん」シリーズが占めていて多くの場合当時の有名な映画などのシーンのパロディーを二人は演じていた。彼が映画を撮るようになり「省略」の美を表現するのに長ける作家になった遠因として、その「ひょうきん族」での経験が生かされていることを想像するのは難しいことではない。
翻ってこの「赤ちゃん泥棒」で強くみられるコーエン兄弟のコメディーの美もまた、それと似たような目の覚める「省略」の巧みさにあることにふと気づいた。そして思い返せば、件の「ひょうきん族」のモデルとなったNBCの「サタデー・ナイト・ライブ」もまた、省略を重ねることで笑いを取る番組ではなかったか。
もちろんコーエン兄弟のこういったコメディー・ドラマのうまさの源流は、ハワード・ホークス的スクリューボールの近代映画への引用が基本であるとはいえ、テレビ世代の映画のもうひとつの流れが、案外そういったバラエティーショーでの過去の映画のパロディーにもあるのではないかと強く感じられた一瞬だった。
オープニングが最高!
(2005-06-12)
この映画は最初の10分間が大好きです!そこだけで、一つのドラマ!私はビデオでオープニングを何度も見ました。かなりおすすめです☆
内容も面白いですが、たまに私にはついていけないギャグがあるので、コメディが苦手な人は楽しめないかもしれません。そういう意味で星は4つです。
出てくる赤ちゃんはとっても自然体で可愛いですよ。そして、ホリー・ハンターも赤ちゃんに負けないくらい可愛らしい。キラキラと美しく輝いています!ニコラス・ケイジは本来私はあまり好きではないのだけれど、この映画の彼は素敵。三枚目がはまっていてすごく楽しい。彼は絶対コメディの方が生き生きしています!