重たく地味な作りが特徴の続編
(2006-05-23)
前作は新進気鋭の監督フリードキンが、ドキュメントタッチの乾いた映像で作り上げた刑事映画の傑作だったが、この続編はベテラン監督フランケンハイマーがドラマチックな映像で作り上げた力作だ。続編の見所は、アメリカの荒くれ刑事の異国フランスでの悪戦苦闘ぶりだ。スピード感に溢れシャープな作りだった前作に比べると随分話が重たく、アクションも非常に地味だが、あえて正反対のアプローチを試みたのがこの映画の特徴だ。黒幕に捕らえられ麻薬中毒にされたポパイが、壮絶なリハビリを敢行するシーンのハックマンの芝居が見ものだ。アメリカ製のハンバーガーやチョコレートをねだったり、野球の話が通じなかったりの掛け合いが面白い。我慢に我慢を重ねた後、敵のアジトにいきなりガソリンで放火する無茶さ加減が最高だ。ラストは、派手なカーチェイスではなく、地味な執念の「マラソン追跡」で黒幕を仕留める。本当に死んだのか?という謎賭け風の終わり方だが、その後第3作は作られていないので、本当に死んだのでしょう。
がっかり
(2005-08-20)
1があれだけ良かったので、期待して見たらがっかりでした。
まず、途中とても中だるみしました。麻薬の禁断症状の出るシーンが長く、見ていてきついのです。素晴らしい熱演なのはわかりますが、二回見てもういいと思いました。
そして、やはり1を見て、2を期待して裏切られた悲しさ。これは強烈でした。ただ、間違いないのがジーン・ハックマンという俳優は間違いなく素晴らしい俳優だということ。この作品を見ればさらに確信できます。
2は、レンタルをお勧めします。気に入ったかたのみ買うというパターンが良いでしょう。
舞台はマルセイユへ
(2005-01-26)
監督がウィリアム・フリードキン氏からジョン・フランケンハイマー氏に代わっているのだが、前作のドキュメンタリータッチのざらついた演出は健在で違和感なし。
言葉の通じない異国の地で戦うドイル刑事の執念には感心する。
観終えた後はどっと疲れる骨太ドラマ。
前作を観てモヤモヤしたものを抱えてる人は、これを見てすっきりしてください。