香港映画界の底力と実力
(2007-04-01)
見た夜なかなか寝付けなかったほど、興奮してしまった。映画を見て夜眠れないほど興奮したのは私の映画人生で初めてのことであります。映画の本質は、ワイヤでも、CGでも、製作費の規模でもなくて、優秀な脚本と、俳優たちの名演であることをあらためて再確認しました。最初から最後まで、緊迫した緊張感がみなぎり、一部の無駄も隙もない、、、、とにかく見事としか言いようがありません。
ノワール物の3種の神器(派手なアクション、カーチェイス、ガンファイト)を使わず、憎いほど押さえた演出と乾いたガラスのようなカメラワーク、、、それでいて剃刀のようなすさまじい緊迫感!そして見終わった後に漂う、仏教の教えにある無間地獄「生きている限りこの世は地獄」という無常観。
脚本が本当によくできています。麻薬の取引や、組織をじわじわと追い詰める捜査シーンなどで、使われている音楽もうまい。ボキャヒンですが、本当にすごいです。香港映画界の実力と底力を見せ付けられた思いがしました。香港映画=カンフー、または任侠映画という先入観を持っていた私が、香港映画をすっかり見直すきっかけになった作品です。香港映画を敬遠されている方、この映画を任侠映画だと思ってまだ見ていない方は、是非、是非、是非、見ていただきたいと思います。
影を持つ男のかっこよさ
(2006-01-09)
昔香港スターに夢中になっていた頃を懐かしみながら見ましたが、良かったです。こういう男の世界を渋く、哀愁たっぷりに描いてあるのが好きなのでツボにはまりました。何年もヤクザに潜入した苦悩を演じるトニー・レオン上手いですね!バランスを失いかける心の叫びが伝わってベテランになった彼の高い演技力に魅せられました。話の設定も警察とヤクザに互いに潜入した2人の対決、どちらが暴かれるのかドキドキしながら最後まで見れます。終わり方もハリウッドでは思いつかないような展開、いい脚本だと思います。
男の世界?
(2005-09-29)
マフィア(ヤクザ)系などのドンパチやるのは(言い方古いですか?)苦手だと思っていましたが、哀愁漂う、先の読めないストーリーに飲み込まれてしまいました。ラブストーリーが多く盛込まれるより、この位の方がもどかしいようでかえって良いです。
渋い!実に渋い映画です。男の世界かもしれないが、女性でも十分楽しめます。
ハリウッドリメイクが決定だそうですね。さすが良いストーリー!しかし誰がトニー・レオンやアンディ・ーラウの役を演じるのか?見ものですね。
傑作
(2005-09-11)
最初から最後まで緊張感が持続する奇跡のような素晴らしい作品。続編も見たい。トニー・レオンは本当にいい。アンディ・ラウも上手いなあと思った。
魅力あふれる一作です!
(2005-09-09)
マフィアと警察がからんだものですが、「組織もの」です。
はっきりいって面白い!
上下・しがらみ・義理人情etc、男の子の心をくすぐるものが溢れています。
全体的に暗めのトーンがかかった作品です。
配役の妙か、絶望的な感じはしません。
ラストまでくると「救えないなぁ」という気持ちで一杯になると思います。
「2・3」も出ているということですから続きが楽しみです。
この作品、ゴッドファーザーの匂いがぷんぷんしませんか?