ベルナルド・ベルトルッチ
(2007-09-06)
映画への憧れ。青春の日々。五月革命。若き日の性への興味。ベルナルド・ベルトルッチが映画製作を始めた頃の想いが詰まっている。ラストは「明日に向かって撃て」。それより「暗殺の森」「暗殺のオペラ」出ないかなぁ。
ベルトリッチのファン以外には・・・
(2007-03-26)
夢想家(映画ファン=Freaks)のあまりに子供じみた幼さが醜悪。見ていてキツイ。60年代の若者たちが凄く幼稚に見える。「昔は馬鹿やったよな」みたいな感じで、昔を懐かしめる同時代人に向けて作ったのか?「ラスト・タンゴ・イン・パリ」の夢よもう一度と思ったか、大胆な性描写もこざっぱりしてどうってことない。主演女優の肉体だけが妙に生生しいが、それもマリア・シュナイダーの再来か?みたいな話題を狙ってのことかと勘ぐってしまう。「魅せられて」とか「シャンドライの恋」などの近作がみずみずしい映像で良かったので期待していたのですが失望した。自分の過去の作風をなぞって感傷にふける。なんかフェリーニなど巨匠の晩年を思わせる。失敗作も愛せるベルトリッチのファン以外には、お薦めできません。
エッフェル塔を上から下に舐めるように撮ったオープニングだけは、ワクワクしました。あとトリュフォーと思しき役でジャン・ピエール・レオがチラっと出てます。
ちょっとナアー
(2007-02-27)
ベルナルド・ベルトリッチ監督が「ラスト・タンゴ・イン・パリ」で描こうとしたものは、多分「絶望と孤独の中におけるセックスか、あるいはその逆」程度のことは解るが、「ちょっとナアー」という感じだった。「ドリーマーズ」も冒頭、ジミー・ヘンドリックスの「サード・ストーン・フロム・ザ・サン」が聞こえてくるが、描こうとしているものは、その歌詞みたいなものか?5月革命という政治変動期の中における退廃か?その象徴としての映画三昧とヘンな関係のセックス類似行為か?という程度。物語の起承転結がないのは良いとしても、情感というものが感じられない。「魅せられて」ではリブ・タイラーを起用して、トスカーナの美しい風景を撮ったのに、「ドリーマーズ」はエヴァ・グリーンを除いて何もかも醜悪だ。干物でコメの飯を食っとる民族にはどーも肌が合わんゾ。
泣いた
(2006-12-11)
喪失の物語
変り行く無垢な関係と壊さざるを得ない感情
言葉が無いです ただただ泣いた。
ヨーロッパの無垢を米国の野蛮が引き裂いたと見るのはうがちすぎなのか・・・
キングダムオブヘブンでその美貌を、007で注目を集めるであろう彼女を見んとしてこの映画を手にする人々へ、自らの無垢な時代を思い出して泣け、失なった時代を思い出して泣け!
頼む、これはセックスの映画では無いす 間違えないでくれー
何度も観たくなる
(2006-05-05)
フランス映画を観たことない方には、フランス映画特有の「あれ?終わったの?」というラストに拍子抜けしてしまうかもしれません。
映画を観ているうちに自分がマシューの目線になっているはずです。
イザベルとテオの中に、突如自分が入り込んだとしたらあなたはどう感じ行動する?
映画を通して常に「居心地の悪さ」を感じる人が多いのではないでしょうか。かくいう私もそうでしたけど(^^ゞ
フランス語を聞ける方は別として日本語吹替えで視聴されることをお勧めします。
フランス語は短い時間の中でも多くの言葉を詰込める言語で、吹替えと比べて字幕はせっかくの意味あるセリフが死んでしまうからです。