子猫をお願い
(2008-09-02)
とても静かな作品で、多くの日本人が韓国映画と認識しているものとは違うと思う。
ただ、作品の完成度はとてもよくて、話に展開はあまり無いが、言葉に頼らずに演技とカメラで言いたいことを伝えてくれる。
ペ・ドゥナは、『ほえる犬は噛まない』の時と同じで、本人いわく「ネジが一個はずれてる感じ」で面白い演技を披露してくれている。
監督は女性で、この後に参加したオムニバス、『もし、あなたなら 六つの視線』でも印象的な一編を撮っている。
この映画に、ハリウッド映画のようなテンポは期待できないが、私にとってはそれ以上のものを味わえた。
淡々とした映画のファンは必見の映画である。
面白いけど・・・
(2006-10-14)
決してつまらなくは無いし、全然嫌いじゃ無い。
むしろ好きなんだけど、なんか手放しには絶賛できない感じです。
やっぱラストが一寸・・・急にリアリティが無くなった感じがしました
それじゃ駄目じゃん・・と。
こういった空気映画はやっぱ日本が一枚上手だなと思いました。
しかしぺさんは可愛いですね。
ラストにノックダウン
(2006-02-12)
「吠える犬・・・」に続きペ・ドゥナ主演の映画は、またしても私の心をキャッチです。とっても良質な青春映画という感じです。高校時代の仲良し5人組テヒ・ヘジュ・ジヨン・双子のピリュとオンジョ。高校を卒業した彼女達は今年で20歳になる。進路もバラバラになりそれぞれに将来に不安を抱えながも時々、連絡を取り合っては騒ぎ遊ぶ。10代の終わりから20代の前半の頃ってこんな感じなのでは。すごく展開に盛り上がりがあるわけではないけが、ラストの演出でノック・ダウンです。
さらに大人になった彼女達を見てみたい。
ペ・ドゥナが母親と共演する部分がありますよ。
(2006-01-14)
特典映像で、ペ・ドゥナが母と共演したと語っていたので、レストランでメニューを選ぶ場面を見直すと、そっくりな母がいました。ストーリーとは、関係ないですが、ファンにとっては、見所の一つでしょうね。
内容自体は、韓国映画では、異色。現代を生きる20歳頃の心境を描き出している。同世代の女性の中には、5人の女性達と同じような境遇をみつけて共感するできる人もいる一でしょうね。あと、内面だけなく、映像がカラフルで、服装や部屋の風景などおしゃれに飾っているところも楽しめます。
男性の視点からみると、ペ・ドゥナがタバコを吸っていることに対して、友人がそれを注意し、人類の未来を危惧する場面が印象に残りました。
猫は人間より自由
(2005-10-29)
毎日が楽しかった高校時代を過ぎ、
社会に出たら理想と現実のギャップに困惑する女の子達の話。
お小遣いも貰わず唯々諾々と家業を手伝う女の子。
コネ入社してはみたものの雑用ばかりの日々を送る女の子。
テキスタイルデザイナーを夢見ながら失職し、家まで失う女の子。
手作りアクセサリーを売って暮らす中国系の双子。
はじめから終わりまで、どのシーンも斬新で驚かされます。
テヒはジヨンを冬に迎えたはずなのに、どうしてエンディングではTシャツなのかな?
細かいことは気にしないで、とにかくこれは傑作映画ですよ。