残酷なまでにリアルで、暗く、悲観的な映画
(2007-07-14)
この邦題にレッドフォード…、まだ観ていない人は、この作品を
爽やかな青春映画だと思っている人が多いでしょう。
私も観る前はそう思っていました。
しかし実際は全然違います。
この映画は非常に暗い、ペシミスティックな映画です。この映画で
爽やかなのはレッドフォードの笑顔だけです。
主人公はホラ吹き野郎で、一応夢を追っているのですが、その夢は
ことごとく敗れ去り、現実の厳しさばかりが描写され続けます。
監督のジョージ・ロイ・ヒルは非常にドライな雰囲気の映画を撮る
人ですが、ドライながらも明るさがあった「スティング」などとは
違い、この映画からはその明るさがほとんど感じられません。
レッドフォードだけがいつもどおり、明るく輝いています。
「大衆は他人の死を喜ぶ」という人間の本質にスポットライトを
あてています。
親友が墜落死するシーン…、極めて痛々しいです。感じやすい人は
観ないほうがいいかもしれません。
泣き叫ぶ親友、それを傍観する大衆…。本当にこの映画は残酷なまでに
リアルで、そして悲観的だと思います。
大好きな作品。でも確かにトリミングにはガッカリ。
(2005-07-13)
ロイ・ヒルといえば「明日に向って・・・」「スティング」等が
有名だが、「スラップショット」「リトルロマンス」や本作など
いずれもハイレベルの作品で、ハズレの少ない監督だ。
飛ぶことに人生をかけた男たちの敵・味方を超越した古きよき時代の
お話・・・っていうときこえはいいけど、新しい時代に適応できずに
古い価値観にしがみついて、食うのにもことかいて。あげく友人の彼
女までも死なせてしまう・・・坂田三吉か「難波恋しぐれ」の春団治
のようなやつです。まさにラストのケスラーとの一騎打ちは爽快にち
がいないのだが、本気で闘っているにも関わらず、所詮現実でない映
画(虚構)の中でしかもはや輝けないところがなんとももの悲しい。
テーマ曲は運動会等であまりに有名。
作品自体は5つ星なのですが…
(2005-06-23)
作品自体は、大推薦!大好きな作品なのですが、このDVDは画質も酷いし、ワイド画面をスタンダードにトリミングしてあるし、今時、驚くばかりの商品です。
これは、20年近く前に最初にビデオ化された時のソースをそのままDVD化したものと思われます。LDの時もそうでしたが、LDは後にオリジナルニューマスターからノートリミングの素晴らしい映像を再現したバージョンが発売されました。これは、日本の販売メーカーが、独自に開発した商品だったように思います。
DVDにおいてもニューマスターによるノートリミング版の発売を切望します。
ロバートレッドフォードファン必見
(2005-06-03)
どの映画を見てもいつも同じ演技にしか見えませんが、またそこがロバートレッドフォードのいいところでもあります。とにかくかっこいいです!はらはらドキドキ、お洒落な当時のファッション、髪型、、、細かいことは書きませんので、是非見てください!