帰還後の展開が秀逸
(2007-06-06)
飛行機事故で遭難して無人島で4年間過ごし、浦島太郎のように故郷に戻り、というよくある展開ではあるんですが、帰還後の展開は秀逸。体型も性格もかなり変わり、無人島で「生き抜かなければならなかった」ように帰還後も「生き抜かなきゃいけない」という主人公の台詞に重みを感じる。単純なハッピーエンドを想像していたので意外に面白い最後。あちこちに展開上の伏線が張られていたのは楽しめた。
苦いが感動的な人間ドラマ。「ウィルソーン!」バレーボールに泣いたのは初めて。
(2007-02-13)
無人島漂流サバイバル映画ですが、実は生還してからの様子も描いていることが最も評価できる点だと思います。
まずは、フェデックス(FedEx;世界最大の貨物宅配便)との強力すぎるタイアップに驚き(鼻につきますがリアリズムには貢献?)、
飛行機墜落、水中シーンのリアリズム(乗客目線)にも驚き、無人島サバイバルの過酷さのリアリズムにも驚きました。
怪我をしてしまう場面での痛さ、孤独さから、普段はすっかり忘れている日常生活の便利さ、ありがたさを映画を観て、素直に改めて気づかされます。
バレーボールを話し相手にするエピソードがありますが、バレーボールに泣いたのは初めてです。(トム・ハンクスの奥様の名はリタ・ウィルソンだそうです。)
そして、普通ならば、無人島からの生還=単なるハッピーエンドになるのに、この映画ではそこからが重要になってきます。
主人公にとって人生を見つめなおす、最大のターニングポイントだったという展開が感動的です。
これもある意味ではハッピーエンド(苦いですが)だとは思います。
字幕苦手な人でも見れると思う。
(2005-10-11)
基本的に中盤ぐらいから字幕はあまり出てこないので、
字幕に慣れてない人でも、字幕見てたら映像変わってたということが多々ある人でも
主人公の内面的な変化や無人島での過ごし方?も普通に見れるんじゃないかなと思う。
男なら少しは憧れるのでは?
(2005-06-21)
何故かすごくハマッタ作品です。
時間が命の主人公に、突然時間を忘れるほど長い孤独がやってくる・・。
無人・孤独・Island・何故か不幸なのにワクワクしてしまう作品で、
どっぷり浸かって、いつの間にかエンディングでした。
ただ孤島からの脱出だけで終わらず、ラブにも人生にもと、しっかり
ドラマ性がもりこまれています。
男なら一人で観て、孤独な時間を噛みしめろ!
熱演、トム・ハンクス
(2005-02-18)
トム・ハンクスが作品のために体重の増減に励むというのは有名な話だけど、これなんかその典型ですね。
都心のエリートサラリーマンの序盤と、無人島でサバイバル生活を過ごした終盤と、同一人物とは思えないほどの『眼』と『体』の違い。
うーん、トム、さすがーと、思ったんだけど……。
出演者が少ないことや、無人島での生活シーンが長かったせいなのか、正直、トム・ハンクスの演技力ばかりが際立って、脚本としてはどうだったんだろう。人生の転機とか、やり直しとか、生き様とか、その辺を訴えるものだったのかもしれないけど……。常にヒット作に出演するヘレン・ハントも何かいまいち魅力を発揮できてないかんじ。
ちょっと首をかしげる所が多かった映画でした。