健さん bP
(2008-07-29)
公開当時 日本アカデミー賞を総舐めにした作品です。ストーリー、俳優、音楽、撮影すべてにおいてこの年の邦画の最高作品に値する作品です。現在の邦画にはない、重厚な展開と撮影は是非今の若い人に見て貰いたい一本です。
出演者の中でも、根津甚八(今の人は知らないと思うけど)の登場シーンには 鳥肌がたつほどの驚きと 彼の個性にピッタリはまったシーンです。
舟歌をバックに大晦日の荒海のシーンは、この場面だけで二人の心情を表現している 全シーンのなかでもお気に入りの場面です。
わびさび。
(2008-05-01)
すべての健さん出演作品を見ている訳ではありませんが、
健さんが出演している映画の中では今作が最高だと思っています。
倉本聰の脚本、セリフ、秀逸です!
木村大作の間の撮り方、情景の切り取り方、最高です!
倉本聰は歌を物語に効果的に差し入れてきます。
「北の国から」では尾崎豊、中島みゆき、長渕剛など、今作では八代亜紀です。
時代を反映している歌を上手く使ってきます。
北国の、こじんまりと古びた飲み屋で、女将の倍賞千恵子が
TVの紅白から流れる八代亜紀に合わせて「舟歌」を口ずさむ。
黙ったまま酒を飲み、それを聴いている高倉健。
侘びしく、切ない、映画史に残る名シーンです。
事件に沿って場所や年代が刻々と変わり、やがて過去に起こった一つの事件へと繋がります。
場所や年代、登場人物や季節までもがめまぐるしく変化しますので、
初見では混乱する人もいるかもしれません。
それを繋いでいるのが「駅」なんですね。
「駅」という題名からは想像できない物語が進んでいきます。
昭和があります。
「三丁目の夕日」のような戦後の昭和ではなく、高度経済成長期に入ったばかりの昭和です。
「わびさび」とでも言いましょうか、全編通してこの映画を彩る印象です。
毎年冬の定番です
(2008-01-21)
公開が16才の冬でした。
角川のバラエティでも特集を組んでいました。今も大切に記事を持っています。
公開時に2回見て。その一年後、札幌駅地下にあった150円?の映画館で、30回見ました。それからは、テレビ録画、ビデオ、DVDと買い換えて現在に至ります。
シナリオ本も持ってます。
最初は、高倉健に憧れて見ていました。男として生き方として私のバイブルでした。それが、横浜に来て、見方が変わりました。冬の北海道がそのまま出ているからです。
増毛、上砂、札幌。あのクリスマスのパルコ前。電車通り。そして、自分に子供が出来て・・。今度は、あの「直子」と銭函駅での、子供との別れで、感慨にふけります。一年に一度見る度に、一年間の自分の振る舞いを反省します。それが駅STATIONと言う映画です。サントラも最高の出来です。
冬に札幌に帰るときは、飛行機で聞いて帰ります。
私の人生に寄り添ってくれた映画です。
舟歌が 胸に沁みます 縄のれん
(2008-01-09)
『それぞれが 耐えて忍んで 食いしばり 凪ひとときも 何処行く駅や』
渋すぎる・・・
(2008-01-03)
この映画以前に1,2回見たはずやったけど今回じっくり見てみたら全然印象が違ってました。
まず高倉健が渋いにもほどがあるやろうというくらい渋い!
昔見たときは子供やったからこの渋みがほとんどわかってませんでしたごめんなさい健さん。
もちろん1番の名シーンは北陸の飲み屋でわけありの熟年男女の健さんと倍賞千恵子が熱燗飲むところ!BGMは八代亜紀「舟歌」!!
日本映画どしぶシーンベスト10にランクインされてますきっと。
この映画もあぶったイカのようにかめばかむほど、見れば見るほど味の出る作品だと思います。
ラストシーンの健さんの苦みばしった表情もいい!
俺も渋くなりてえ〜
とりあえず今日から苦みばしってみます。