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ラリー・フリント [DVD] お気に入りに追加
スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
出版社・発売元:

ソニー・ピクチャーズエンタテイメント

媒体: DVD
ランキング: 106660
発売日: 2004-11-26
レビュー (Amazon.co.jp)
   ポルノ雑誌「ハスラー」を創刊し、そのわいせつな内容で物議を醸すなど、一貫してスキャンダラスな生きざまを世に披露し続けた男ラリー・フリントの半生を描いた問題作。
   言論の自由を盾に取り、元ケネディ大統領夫人J・オナシスのヌード写真をスクープし、星条旗をおむつ代わりにし、法廷でつばを吐くなど、アナーキーを通り越してもはやクレイジーの域に達しているかのような過激な実在の主人公に扮するのは、過激な個性派ウディ・ハレルソン。また彼に翻弄される顧問弁護士をエドワード・ノートンが好演している。
   言論の自由について深く考えざるを得なくなる作品である一方、主人公が壇上で「わいせつと、国が戦争で人殺しをするのと、どちらがひどい?」と訴えるシーンの説得力もなかなかのもの。そこに巨匠ミロシュ・フォアマン監督のメッセージが託されているような気もしてならない。(的田也寸志)

カスタマーレビュー

必見の一作  (2005-02-08)
製作にオリヴァー・ストーンが加わっているが、予想どうりリベラルな内容となっている。日本のメディアであれば、ここまで権力と対峙する姿勢はとりえないのではないか。戦後、性表現を巡るアメリカの態度は、ピューリタン的伝統に基づく禁欲主義と60年代以降のリベラリズムの間に多くの相克を生んだ。特にレーガン政権下の80年代は根本主義的なmoral majorityが幅を利かせた。その後、クリントンの不倫騒動を経て、現在はブッシュ政権下における超保守主義が幅を利かせている。本作における法廷闘争は主にレーガン政権下での「表現の自由」を巡る争いに焦点をあてている。エイズが政治的メタフォアーとして扱われたのも80年代のことであり、本作は時代の空気をうまく伝えている。アメリカ社会における性表現の実情を垣間見ることのできる良い作品で、なかなか感動的に仕上がっていると思う。

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