華麗な映像と名言が満載
(2007-06-17)
深遠なストーリーと濃厚な会話に浸れる、映像叙事詩的クロニクル+ミステリー。
ていうか、クリストファー・ランバートのランバートによるランバートの為の映画?(笑)
極上B!
(2006-09-04)
クリストフ・ランバートが、まず適役。また、敵役のブラウンも大卒出なのに狂気じみた役が上手い。全体をショーン・コネリーが締めている。作りはB級だけど、ストーリー展開はなかなか切ない、何回見ても泣ける。死にたいのに不死身の体を持ってしまった者の悲哀が悲しい。日本人としては、殺陣はともかく、日本刀が出てくるのは嬉しいところ。Queen好きならば、アルバムにもシングルにもなっていないフレディ・マーキュリーの「ニューヨーク・ニューヨーク」など、聞き応え十分のサウンドトラック満載。
悲しい戦士たちの戦い
(2006-05-23)
小粒だけどピリリとスパイスの効いた作品の多いラッセル・マルケイ監督の傑作ファンタジーアクション。
永遠の命を持ってしまったがために、中世から現代まで生き続けることになった戦士たちのお話。
現代を舞台にした不死身の戦士同士の戦いを軸としながら、中世や第二次大戦中の回想シーンを挟むことで、とても重厚な作品になっています。
近代都市ニューヨークで刀を武器に戦う不死身の戦士たちが格好良く、SFXを多用した殺陣も迫力があります。
ファンタジーアクションといっても能天気な話ではなく、悲しみに溢れたストーリー展開がとても味わい深いです。
見所も多く、激しさと哀愁を漂わせるクイーンの音楽、ショーン・コネリーの存在感、鳥の視点のような空撮シーン、ラッセル・マルケイ独特の美しい映像、どれも見事です。
この作品で最も好きなところは、老いと死に無縁であるがために、先に年老いて死んでいく妻を看取らなければならないシーン。
限りある命の素晴らしさを実感できます。
Queenファン必見、極上ファンタジーB級アクション
(2006-03-18)
日本ではそれほどではありませんが、欧米では非常に評価の高い、ファンタジー寄りのB級SFアクション映画です。
主役のクリストファー・ランバートの強烈な存在感と、彼の師匠を楽し気に演じるショーン・コネリー、B級なんて言ってしまっていいのかしらん・・・しかしストーリーはマンガっぽいB級、しかし極上のB!
この映画の見どころは、剣の殺陣シーンと、Queenのサウンド、ランバートの不敵な三白眼スマイル!?とにかくクリストファー・ランバートが適役。彼は上手い役者だとは思いませんが、謎めいた主人公を、持ち味であるワイルドさとミステリアスな雰囲気を活かしつつ演じています。
主人公の最初の妻が死んでしまうシーン、死ぬこともなく歳をとることもない主人公の苦悩に、美しいメロデイーとともに「人生は終わりがあるからこそ美しい、誰が永遠に生きたいなどと望むだろう」、といった意味の歌詞のQueen"Who Want To Live Forever"が流れ、泣き虫の方は涙腺緩むこと間違い無し。書き下ろし曲だからQueenファンも必見!
首はねバトルゲームプラス個性派役者たちプラスQueen、そこに少々ロマンチック(センチメンタル?)な要素を加えて・・・カルトB級アクションとなりました。あなたがSFアクション好きなら、見て損はしません。
愛と戦いの物語
(2006-01-07)
主人公の指南役として登場しているショーン・コネリーの渋いナレーションで始まり、そして終わる。印象的です。すでに4世紀半も生きてきた主人公。16世紀の主人公と現在ニューヨークに生きる主人公が、交錯しながら話しは進む。
戦士はなぜかニューヨークでも「剣」で戦う。主人公の剣は「マサムネ」という名をもつ日本刀。この設定に思わず単純に身を乗り出してしまう。
死なない戦士の彼が愛した女性たちは年をとらない彼を残して亡くなっていく。剣による戦士たちのかっこいい戦いに終始するだけではなく、「終わらない命」の残酷さが見え隠れする。更に悲しいラブストーリーの要素も含まれ、とてもリッチな内容。
この作品のあと、続編が2本出ています。この作品の評判が良かったからに他なりません。