20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
もう本音を言うのは怖くない (2006-03-11) 選挙活動に疲れ果て、直属の部下に内緒でギャングの大物ヴィニーに週末に自分の暗殺を依頼したブルワース上院議員(ウォーレン・ベイティ)。月曜の朝には死んでいるはずだった。怖いもののなくなった主人公は遊説の先々で、ラップに乗せた軽快な口調で政治家の本音をぶちまける。まさにストレスの発散。有権者達だってバカじゃない。それくらいの「政治のウラ」は予想できていたものの、はっきり言い切られてみると返す言葉がない。腹は立つものの爽快でもあった。彼の人気は急上昇。 「本音」の内容は、選挙システム、福祉政策、人種問題、宗教問題、メディアなどなど、そしてイラク問題にまで及ぶ。政治家にとってのあらゆるタブーを言いまくる主人公に、ニヤッとしながら爽快感を感じている自分に気付く。 彼の暗殺計画絡みで、更に「オチ」にも絡んで、30歳も年のちがうセクシーなニナ(ハル・ベリー)とのロマンスがオマケに付く。 こういう作品が生まれうるアメリカ社会の懐の深さに感服。 この作品は「音声=英語」で観るほうが良い。彼のラップのノリは見所、聞き所だから。