緻密さには欠けるが、魅力的なレオーネマカロニ大作だ
(2005-12-06)
レオーネ監督イーストウッド主演「ドル3部作」完結編は、南北戦争を背景にした大作だ。しかし、その仕上がりは「夕陽のガンマン」のような緻密さは皆無である。開幕早々の殺し屋のクローズアップも、レオーネお得意の技法だが、殆ど意味のないアップだし、忌の際に金の隠し場所を半分ずつ聞き出すという設定には無理があるし、前作で含みのある渋いガンマンを演じたクリーフの役どころが単純な悪人になってしまったし、アラの目立つ映画ではあるが、イースウッドを喰っているウオラックの怪演が面白く、大砲を撃ちまくる壮大な絵造りもあり、なんだかんだ言っても魅力的な映画だ。目的地の墓場に辿り着いて、モリコーネの隠れた名曲「黄金のエクスタシー」をバックに、金の隠し場所の墓標を探し回るテュコをカメラが延々と追い回すシーンは、この映画一番の名場面だ。そして、やくざな掛け声をフューチャーした前衛音楽風のテーマ曲は、モリコーネの面目躍如な一大傑作だ。
夕陽のガンマンよりも好き
(2005-08-20)
個人的には、続のほうが好きです。少し長い感じもするかもしれませんが…。こっちの方が、多少笑いが入っていて、3時間近いのに飽きることなく見ることが出来ました。ラストの方で、南北戦争を愚かだと思うシーンがありますが、そんなテーマ性も含められています。音楽も前作同様よいです。前作での音楽が流れるのが嬉しかったです。
ただ、続となっていますが、こちらを見る前に前作を見ないといけないかというワケではありません。気にしないでこちらだけ見るのもアリだと思います。
DVDとしましても、アルティメット化されているので、音声はDTS。画質が少し悪いので、リマスターを望みます。タランティーノ監督が絶賛するのもわかる非常によい作品なので、画質の悪さを差し引いても持っていても損の無い作品だと思います。
プチ究極盤
(2005-06-03)
最初に、映画自体は星5つ。まさに完璧です。DVDの仕様で-1。TV放映当時の山田氏を初めとする日本声優陣の吹き替えがあり、英語音声はDTSという点は魅力があります。しかし、全編178分の中で日本語があるのは94分だけ。残り88分は英語になってしまうのは頂けません。納谷悟朗氏や大塚周夫氏は健在なのですから、両氏による追加アフレコと、栗田貫一氏に穴埋めをして頂けたら、胸を張って究極と言えたでしょう。そして、出来れば日本語はモノラルではなく、デジタル処理による疑似ステレオにして欲しい。スティングレイ社でもユナイトマカロニシリーズで、吹き替えの穴埋めをしているのだから出来るはず。勿論、今までの仕様よりは数段進んではいるが、究極と呼ぶには粗が目立つ。究極には少し手が届かないプチ止まりであった。
山田康雄よ永遠なれ!
(2005-01-17)
なんといっても山田康雄氏の吹替えがまた聞けたこと!
西部劇をTVで知った私にはたまりませんでした。
山田イーストウッドでなければ…とお思いのあなた!買いですよ!
作品に文句は無いけど、
(2004-12-21)
日本語吹き替えが穴だらけ(本編の半分以上が英語です)なのがすこし興ざめします。テレビ放送時の場面だけ再生できる機能があればよかったのですが。