20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
コスプレが楽しそう (2004-11-30) マーク・S・ジョンソン監督やベン・アフレックやマイケル・クラーク・ダンカンは、コミック版『デアデビル』のコアなファンだそうです。ただ、観客も原作の存在を知り、予備知識があると思っているためなのか、登場人物の描写や背景など説明不足に感じました。逆に、原作に思い入れは無く、もともと荒唐無稽な物語だと自覚して観ている為か、それなりに楽しめる作品でした。 映画全体の説明不足さに比べると、主人公の少年時代の回想シーンは丁寧に描かれていて感情移入しやすく、後の復讐劇には納得。序盤は、なかなかシリアスな物語展開。この雰囲気のまま進行するのかと思っていると、ヒロインとのシュールな出会いに思わず失笑する場面も随所にあり、これには意見が分かれそう。 盲目の主人公が、音の反射で物体の形を視覚化するシーンの映像表現は工夫されている。デアデビルに扮したベン・アフレックは、思いのほかシャープなアクションで健闘。悪役に挑戦したコリン・ファレルは存分に暴れまわり、ストレス発散になったのでは。