人を信頼するという事
(2005-02-26)
「ベテラン俳優、マット・ディロンが監督・脚本・主演」に惹かれて観た。
クライム・サスペンスとして見始めたものの、見終わってみると、人間同士の信頼、血縁の力、友情、愛・・・そんなことを強く考えさせられた心にしみる作品だった。騙しあい、裏切りあい殺しあう裏社会に身をおく中で、「人を信頼するという事」を教えてくれたソフィーに出会い価値観が変わったジミー。今までの全てをご破算にして新たな生活を志したジミーに感動。そして純朴な「ソク」にも感動した。
「ソク」には、「キリング・フィールド」に出演した現地人助手プランの誠実さがどうしてもダブる。本作で「ソク」は「プラン」ほど大きな存在ではなかったけれど、その信心深い誠実さにはやはり感動させられた。美しい国カンボジアの裏が描かれる中、彼のような人間の存在にはほっとさせられる。ジミーにとってもそうだったに違いない。
その意味から、非常に心温まるエンディングだった。
とても面白かった!
(2004-09-26)
前評判を全く知らずにたまたまこの作品をみたのですが、
クヲリティーの高さにびっくり!
マット・ディロンが監督としていると知ってまたまたびっくり!
ストーリー的にはよくあるパターンなのですがハラハラ・ドキドキ、物語に引き込まれました。
ステラン・スカルスガードもジェラール・ドデュパルも十八番的役柄がはまっていたように思います、
この人達は一癖あるような役柄が良く似合います。
映画の舞台であるカンボジアの風景が美しく描かれていて
監督であるマット・ディロンの思い入れを感じましたし、
同氏は、配役・演技、人物像の構築、ストーリー等
映画つくりを知り尽くしていると感じました。
このような作品をもっとクローズアップして欲しいです。
ハイライトは
(2004-09-11)
ジェームズ・カーンのカラオケシーン。マイクチェックの仕方がかわいいの。マイクを即頭部でガリガリ擦ったりして。クメール語の発音は現地の人も驚いたほど正確だったそうです。
紛争の爪痕が残っている様子を見て言うのは間違ってるかもしれませんが、カンボジアが美しかった。映像に見とれてしまいました。美しかったのはカンボジアだけじゃなくて、NYCまでも。かなり暗めの色ではあったけど、それが雰囲気出してました、マット・ディロンの背中と共に。
脚本にバリー・ギフォードが関わっていたからエグくなっているのかと思ったら、結構ライトで拍子抜けしました。まあ、それもいいか。やたら豪華な俳優陣も生きてたし。あと、まだ豪華な俳優陣の仲間入りはしてないようですが、『トロイ』でブラッド・ピットと愛し合ってたローズ・バーンがすごくキュートでした。巫女さんもいいけどこういうパンキッシュなのも似合っているよ。
それから、この映画はサントラが最高です。ジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」のクメール語カバーとかかなり好き!カンボジアはフランスの植民地だったのでフランス語楽曲もたくさん収録してあります。チャンスがあればぜひ手に入れてみて!