映画のテーマはタイトルにあり
(2005-06-06)
イエロージャーナリズムの記者が、隣人をストーキングして暴露小説を書いていた作家の殺人事件の核心を探ることを受け持つことになる。だがそこには犯人の近親相姦や被害妄想が複雑に絡みあっている、記者は事件の核心に迫るうちに、妖艶な魅力を持つ犯人の姉に魅せられ、その魅力の虜になっていくのだが...。記者がなぜそこまで彼女に魅せられていくのかが今イチ不可解なのと、ラストは敢然に拍子抜け。
普段はコケティッシュな魅力で魅せるコネリーも、今回は妖艶な魅力に溢れており、ファンはそういう彼女の違った一面で満足するだろう。ただし、全体的にはハッタリのきいたエロティサスペンスという印象は否めない。
退屈きわまる代物
(2004-10-11)
近親相姦、官能暴露小説、イエロージャーナリズム、セックス、殺人、異常心理。加えて、デニス・ホッパーにジェニファー・コネリーとくれば、ぐうの音も出ないエロティックサスペンスとなるはずだが、見事にコケている。脚本は甘いし、デニス・ホッパーも顔見せ程度で、話に絡まない。クランクインしてから、ホッパーと製作側の間に何らかの衝突があったとしか考えられない。緊張感はゼロ。主人公のジャーナリストはコネリー扮する女に魅せられるが、そこに至るまでの過程が描ききれず腰砕け。コネリーはコケティッシュな魅力を出してはいるが、まるで演技になっていない。観終わった後、空虚な脱力感さえ残る。これを見るのは時間の無駄である。