アラン・ドロン大活躍の犯罪もの。
(2008-09-28)
アラン・ドロン、ジャン・ギャバン63年の初共演作。若々しいアラン・ドロンが魅力的です。やっぱりドロンには犯罪映画が良く似合う。「太陽がいっぱい」やジャン・ピエール・メルビル監督作などの陰のあるドロンが一番好きですが、この映画のような若さに、のびのびとした姿も良いです。映画としては、リビエラのカジノからの現金強奪の計画を丁寧に見せるところが面白いです。物足りないのは、ドロンの大車輪の活躍に対して、ギャバンの見せ場があまりないところ。ラストのプールのシーンは視覚的にも面白いのですが、現金受け渡しを何でこんなところで・・・と思わせてしまうところ(昔テレビで見たときはそんなことは思わなかったのですがね)が弱い。冒頭のギャバンと妻とのしみじみ場面や、ドロンがダンサーを口説くところがちょっと長いように思いますが、どうしてなかなか味わい深くて捨てがたい。このあたりは、アンリ・ベルヌイユ監督の魅力であると思います。ビッグバンドジャズ風の有名なテーマ曲がまた良いです。ほんと、この映画のドロン、身体の切れというか動きがイイです。
逃げて逃げて
(2008-09-28)
ただの泥棒の映画かしら?なんて思いながら観ていました。最後にその訳が・・・プールから浮いてくる札束はあまりにも有名ですね。ジャン・ギャバンとアラン・ドロンの組み合わせは絶妙。ほほに傷跡残したままのドロンが屋根裏を這い、スパナで金網を切るという、なんともアナログなやり方とモノクロの画面が新鮮でした。ジャン・ギャバンの最後の表情がなんともいえない。慌てず騒がず、すごくいい。結果失敗の巻きだけど、逃げ切ってほしいものだ。
この映画の主題曲CDをお探しの方に
(2008-08-28)
この映画の素晴らしさについてはすでに皆さんが書いておられるので、いまさらつけくわえることもありません。買って損はないDVDです。
わたしは去年のサントリーの缶コーヒーのCMをきいて惹き付けられ、このDVDを購入しました。主題曲の入ったCDはないかな、とサントリー宣伝部に電話してみましたが「ない」とのことでした(2007年の夏ごろ)。検索しても映画のオリジナルとは異なるようで迷っていましたが、2007年末にそのものずばりのCDが出ました。アルバムタイトル名で「BOSS JAZZ」と入力すれば出てきます。わたしと同じ電話をした人がたくさんいらっしゃったようです。最初に「地下室のメロディ」のオリジナルが収録されています(CMと同一ではありませんし、サントラでもありませんが映画と同一の楽団ーービッグ・コンボーーによる演奏です)。
悪い男の危険な香り
(2007-08-02)
「太陽がいっぱい」の時より、若干太目になったアラン・ドロンがジャン・ギャバンのチンピラ手下役で登場。右頬に作り傷をこさえたドロンはとにかく悪そうだ。カンヌのショーガールの扱い方や、高級スポーツカーを乱暴に乗り回す姿、マシンガンを箱からうやうやしく取り出す仕草にいたるまで、悪役としてのドロンに何か貫禄のようなものが漂っている。
カンヌの夜を練り歩く靴音にさえ、<悪い男の危険な香り>が感じられるドロンに対して、往年の名悪役ジャン・ギャバンはでっぷりと太ってしまい、弱々しい金持ちのじいさんにしか見えなかったのは少し残念だった。
CMソングにも取り上げられたファンキージャズの軽快な主題曲にのって、カジノから金の強奪に成功するドロンとギャバン。危険な香りを発する男は、有閑マダムたちをひきつけてやまなかったが、どうも金には縁があまりなかったようだ。
映画「地下室のメロディ(Melodies En Sous-Sol)」の使用曲は、CM曲(オリジナル版)です。
(2007-03-19)
映画「地下室のメロディ(Melodies En Sous-Sol)」サウンドトラックの
「Melodies En Sous-Sol(Generique)」が、
2007年3月、現在、
『サントリーのコーヒー・BOSS無糖ブラック』のCM曲(オリジナル版)です。
1987年4月、
『ホンダの3代目プレリュード』のCM曲(オリジナル版)です。
このDVD[映画「地下室のメロディ(Melodies En Sous-Sol)」]で、使用されています。