大きな嘘なら騙され易い、典型。
(2008-06-04)
これは何も映画業界だけを皮肉ったものではなく、人間て結構大きな嘘の方が騙され易いと思いました。それを3流映画監督を主人公にしてこんな映画を作ってしまうなんて発想力が天晴れです。それでいて出演者の豪華な事。A・パチーノ、W・ライダーも。世間もシモーヌが出てれば何でも力作と認め「I am a pig.」なんて映画に絶賛の拍手を送ったりますます笑えます。そしてシモーヌという架空の女優のお陰で家族の絆を取り戻す主人公。バーチャルな世界を風刺する最高の映画となりました。それだけでなく、この映画の監督とシモーヌを演じたモデルが本当に結婚してしまったのも驚きでした。
パチーノで笑える日が来るとは・・・(苦笑)
(2006-07-30)
コルレオーネ ファミリーのクールなドン。
狼たちの午後で魅せたリアルな強盗。
壮絶なトニー・モンタナ。
インサイダーでの熱いサラリーマン。
そしてコレだ。
崩れていく名優「アル・パチーノ」へのイメージ・・・・・
コレ見て笑ってる自分が悲しい。
でも笑う私。
長年のパチーノファンも改めて彼の底力を知った?(笑)
仮想に恋した人々・・・恋させた男・・・
(2006-06-01)
大人気女優シモーヌ、しかしその実態はCG!
しかもこのCGを本物の人間として売り出すというなんとも無謀な話
ばれないように色々な作戦を・・・あたふたぶりが面白い(笑)
ちょっとセンチで笑えるドラマです。
数人で見るもよし、一人で見るもよし、オールマイティーな映画!
現実と仮想
(2005-09-09)
CGデータに過ぎない美女シモーヌが仮想であることを超えて現実に影響を与えていくところが素晴らしい。
CGであることが暴かれて至高の存在だったシモーヌが墜落していくといったラストじゃなくて良かったと思った。
店長の映画言いたい放題『シモーヌ』
(2005-06-09)
滑稽で馬鹿馬鹿しくて、ちょっと未来にリアルな可能性が感じられるSF。『トゥルーマン・ショー』を思い出してもらえば、この映画が、それの延長であることが容易に理解できるだろう。
アンドリュー・ニコル監督の狙いは明白。マスメディアに起こるかもしれないちょっと未来のシニカルな風刺だ。ただし演技と演出によっては、容易に三流ドタバタムービーに成り下がってしまう性質のものである。ジム・キャリー然り、アル・パチーノ然り、そのあたりの配役と使い分けの上手さが、もう一つのこの監督の持ち味だ。
娘が父を助ける伏線があからさまなので(冒頭からトホホなくらいに)、ちょっとそこはいただけないけど。
アル・パチーノ。良いオジサンになったものだ。もちろん『ゴッドファーザー』シリーズ(1972~)もいいが、最近の映画の方が、よっぽどよい。
レイチェル・ロバーツはカナダ出身のモデル。良いです。アメリカ人好みの造形なんでしょうけど、許す。
ウィノナ・ライダー。デパートで万引きした後にこれをチョイスしたのかどうかワカランが、『シザーハンズ』(1990)の時のような誰もが抱き締めたくなるような可愛さはもうなく(当たり前か)、役柄同様ふてぶてしい美形女優だ。
前出の通り、キャスティングに興味を持つのもアリだけど、この映画はやっぱり脚本でしょう。ツボにはまれば、代え難い佳作となるでしょう~。