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真珠の耳飾りの少女 通常版 お気に入りに追加
オリビア・ヘトリード
出版社・発売元:

メディアファクトリー

媒体: DVD
ランキング: 12229
発売日: 2005-01-25
レビュー (Amazon.co.jp)
   1665年、オランダのデルフト。画家フェルメールの家の使用人グリートは、フェルメールのアトリエの掃除を任され、彼の絵に出会い、強い衝撃を受ける。彼女のすぐれた色彩感覚に気づいたフェルメールは彼女に、絵の具の調合を手伝わせる。表向きは画家と使用人という関係だったが、ふたりは芸術のパートナーのような関係を築いていく。
   フェルメールの絵に魅せられ、やがてフェルメール本人に熱い思いを抱くようになる使用人の少女と、彼女の色彩感覚とその存在に触発される画家フェルメールの芸術を介した愛の世界は、見つめ合う、手が触れる、それだけでも官能的。本作で長編映画デビューしたピーター・ウェバー監督の繊細な人間描写、フェルメールの絵の特徴をとらえた芸術的なビジュアルなど、その演出はデビュー作とは思えないほど完成度が高い。またフェルメールへの愛に心震わせるグリートを演じるスカーレット・ヨハンソンの汚れない美しさは目を見張るほどだ。(斎藤 香)

カスタマーレビュー

動画のフェルメール・・・・・・  (2008-06-27)
頭巾を被ったS・ヨハンソンの無類の美しさもさることながら、
繊細を極めたライティングで、フェルメールの光と影をものの見事に
スクリーン上に再現させた監督の手腕に驚くほかない。

ひそやかな音楽と少ない登場人物、
抑えめな演技と台詞が一層画面の美しいたたずまいを引き立たせる。
一方で邸内の人間関係で微妙な緊張感を持続させる手管も抜かりない。
ハリウッドのCG大作郡に食傷気味の昨今、この上ない眼福。

フェルメールの絵画のような映像  (2008-01-27)
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」のモデルはフェルメールの一人娘のマリアであるというのが通説であるようだ。この作品はトレイシー・シュヴァリエの原作を映画化したものでフィクションなのだが、事実に基づいた作品のような錯覚をおこしてしまう。
スカーレット・ヨハンソン演じるグリートがフェルメールの絵画(真珠の耳飾りの少女)のモデルの少女に観る者は完全にオーバーラップしてしまう。
最初は単なる使用人が、フェルメールの絵画の良き理解者(フェルメールの妻は絵画を理解しない)、そして絵画を通した愛に発展していくところが丁寧に描かれている。
会話での表現を抑え、スカーレット・ヨハンソンの表情や身のこなしで主人フェルメールに対する想いの変化を表現しているところは素晴らしい。特に耳飾りをつけるピアスの穴をあけるところに絡むシーンは絶妙。あえて、この作品の構成で難を言うとグリートの恋人である肉屋の青年がなぜか現代的で軽く見えてしまうところか。
しかし、そんなところはたいした問題ではない。なぜなら、この作品の素晴らしさは映像にある。この作品の主役は役者ではなくあきらかに映像だろう。ブルートーンのオランダの街なみやイエローを基調とした林のなかの小道。フェルメールのアトリエはまさにフェルメールの絵画の色調そのものだと思う。スカーレット・ヨハンソンがからむシーンは特にどこを切ってもそのままフェルメールの絵画になってしまいそうな美しさだ。人の感情のきびとフェルメール的な映像の美しさを堪能できる最近ではなかなかおめにかかれない秀作だ。

今年も日本にやってくるフェルメール、彼の絵画が好きな方にはお勧めかも  (2008-01-13)
 まるでフェルメールの絵画が動いているような錯覚を受けました。

 フェルメールを鑑賞してこの映画を観て、またフェルメールを観てこの映画を観てみたい(エンドレス)。

 息をのむような美しさ。素晴らしい映像美。これだけでも必見です。そしてこの映像美をさらに増幅する音楽。

 絵画、彫刻、音楽、映画、いずれの世界もイマジネーションと表現力の積算ではないかと思います。

 芸術家に必要とされるものは、天与の才である想像力(創造力)とそれをこの世の形にする職人技。両方兼ね備えて初めて時間を超越して人々を感動させる何かを生む出せるような気がします。

 最高の芸術はイマジネーション100点かける表現力100点で10,000点。「真珠の耳飾りの少女」は何点くらいなんでしょうか?そしてこの映画は?(点数つけるなんて無粋ですね。すいません)

 静謐な芸術性高い絵画「真珠の耳飾りの少女」そしてこの絵画からインスピレーションを受けたと思われるこの映画。大変感銘を受けました。

 しかしながら一番感情を揺さぶられたのは、フェルメールの奥さんが感情をむきだしにして、「真珠の耳飾りの少女」を切り裂こうとしたシーンでした。彼女の嫉妬が痛いほど伝わってきました。この映画がフィクションであるにせよ、芸術が人の心をつかむのは結局、芸術が人の感情の表現をぎりぎりにまでに濃縮したエキスだからではないかと・・・そしてそれを一番わかっていたのは、芸術を理解しない立場として描かれたフェルメールの奥さんなのではないかという皮肉なレビューとなってしまいました。

蘇らせた17世紀オランダの光と影  (2008-01-07)
フェルメールの名前を知ったのは、25・6年前に放送されたNHK教育TV
の日曜美術館(現在・新日曜美術館に改め)という芸術関連を扱った番組だった。
その写真の様に緻密で正確、かつフランス印象派をさきどりした様な光の
陰影に驚嘆、それらはカメラ・オヴ・スキューラという現在のカメラの元祖
にあたる特殊な機械を用いて制作されたと知り興味がわいた。
番組ではイラストで説明されていたが、この映画では実物(復刻版?)が見られた。
19世紀・18世紀の西洋を題材にした映画は結構観ているが、17世紀はあまり
観る機会が無い(せいぜい三銃士関連ぐらい?)ので風景やファッションなど随分
興味深く観させてもらった、本当に歴史考証をきちっとやっているみたいでいくつも
賞をとるのがわかる気がした。
まるで場面場面がフェルメールの絵画を観ている様な錯覚を覚える、その中の主役の
少女スカーレット・ヨハンソンは神秘的で美しく、まさしく宝石の様な存在。
本当に当たり役だったと思った。

美しい  (2007-09-28)
ほんとうに、綺麗ですね。
すべてのカットが、絵画のように美しくて。
っていうか、ほんとに21世紀の風景なのかな?
外国には、こんなに美しい街並みが残っているの?
こんなにも、デジタルの香りを一切漂わせない映画って、あるんですね。
テレビを眺めてるはずなのに。不思議。

フェルメールの事も、当時の時代背景とかも何にも知らないけれど、
退屈しないで見ていられる。
なんか、なんでもいいけど、とにかく映画が見たい!
と思った時に見てみると、案外ハマるかも。
いいものって、いつ見てもいいから。

それにしても、スカーレット・ヨハンソンってすごいですね。
当たり前だけど、本当に女優ですね。
スカーレットの作品が見たい。ではなくて、
見たいと思った作品に高い確率で出てる。
そして、彼女が出てたことに気がつかない。
だって毎回、表情が違いすぎるんだもの。
レッドカーペットで覚えた彼女の顔とは全く違う。

絵のこと知るために見るんじゃなくて、素敵な気分になるために、この映画を見てはどうでしょう?

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