北京原人の逆襲-Mighty Peking Man-
(2005-02-05)
この作品は、子供の頃『ゴールデン洋画劇場』で観たんですが、改めて観てみるとセットなどがとても良くできているのが発見できます。リニューアル版でもあるから、画もとてもキレイで今観ても古さを感じないと思う。また付属のメイキングビデオは初めて観る物だったので、当時の制作風景や苦労が伺える。ゴジラファンは必見です!
パクリではなくリメイク
(2004-10-10)
「キングコングのパクリ」だとか「香港版キングコングとも言える・・・」などという形容詞が付けられることの多いこの映画だが、それは製作者(あのチャイ・ラン)に対して失礼。パクリというよりもリメイクと言うべきで、まさに香港版のキングコングに他ならないことは原題「猩猩王」からして明白。
DVDが出たので早速入手してみたが、デジタルリマスターの画面は実に綺麗。かえってスクリーンプロセスなどの特撮が目立つが、特撮が売りの映画なのでそれも魅力のひとつかも。李修賢、谷峰に加え徐少強の顔も見えるが、もちろんカンフーアクションをするわけでもなく、男優陣はいずれも定型的で為所のない役柄でほとんど印象に残らず、ヒロインの半裸金髪美人のみが印象に残る。
メイキングがほとんどプロジェクトXのノリなのがおかしいが、香港の街並み、ショウブラのスタジオなど、約30年前の映像は貴重。さらに初期の北京原人の造形がまるで毛皮を着た老師のような風貌だったとは。この北京原人を見るだけでもこのDVDを買う価値はある?
日本版でしか観れない豪華特典満載の2枚組コレクターズ・エディション!!
(2004-08-09)
怪獣・特撮映画ファン幻の作品がついに待望の初ソフト化!今回発売される日本版DVDは、本編ディスク+特典ディスクの豪華2枚組コレクターズ・エディション。本編ディスクにはオリジナル北京語版のほか、「ゴールデン洋画劇場」で放映された貴重な日本語吹替版と本作の造型を担当した「昭和ゴジラシリーズ」の村瀬継蔵氏のオーディオコメンタリーを収録。さらに注目すべきは特典ディスクで、本作製作当時の貴重な8mm映像や本作に助監督として参加した「平成ゴジラシリーズ」特撮監督の川北紘一氏をはじめとする東宝特撮スタッフによる座談会等で構成された豪華メイキング&膨大な写真・資料を満載したスチール・ギャラリーが収録されます。まさにタランティーノもビックリ!初ソフト化にふさわしい、まさに日本版でしか観れない特典が満載された必見の内容となっています!!これはファンなら絶対買いのDVDですね!!
おや?DVDで出る!買おうっと。
(2004-06-10)
~それはそれは!まさにキングコングの対抗馬?的な役割を果たしてくれた映画ですな。普通は二番煎じでコケるんですが、僕的には全然コケてません。でも全体のおおまかな流れはキンコングのパクりです。どっかの村かなんかで原人が登場。都会に連れてこられる。最後はビルに登る。って感じですが、キングコングと違うのはヒロインが本当に「ウターン(たしか原~~人はこんな名前だった)」と友達だという事ですかね。だから原人が金儲け主義の人間に使われるのを悲しんでます。キングコングのヒロインのように有名になりたい野心はありません。そのあたりが、観てる人に原人への同情をかうでしょう。あと、余談ですが、特殊メイクはやはり本家にはかなわないようです。僕はこの映画を初めて観たのはTV放送で、当時小学生で~~したが、ビデオに録画していて、何回も原人の叫ぶシーンをスローモーションで見てたら、口の中に人間の口が見えてました(暴露!)。~
評価と人気の高い香港版「キングコング」
(2004-03-19)
「北京原人の逆襲」は香港の映画会社ショウブラザーズがディノ・ラウレンティスのリメイク版「キングコング」の世界的ヒットに目をつけ製作した香港版キングコングとも言うべき作品でした。しかし、こうした亜流作品にありがちな鑑賞後の落胆感はこの「北京原人の逆襲」にはありません。「キングコング」の世界を上手くアジアという風土に移植している事もさることながら、「キングコング」を超えているのは、主人公サマンサ(北京原人に育てられた少女)と北京原人との深い愛情の絆の存在であり、文明と自然の共存という狭間に起きる悲劇を我々に語りかけています。特撮は我がゴジラシリーズを担当した円谷英二の愛弟子、有川貞昌。長く見ることの出来なかった幻の一作です。