大恐慌からの復活
(2008-02-02)
「ショーシャンク」を観た時と同じような大感動がありました。
体の小さい「シービスケット」という馬が、大恐慌時代のアメリカを勇気づけます。
実話が元になった映画です。
「恐慌を救ったのは道路や橋などの公共事業ではなく、
前へ進もうとする人々の心だった。」みたいなナレーションがあるのですが
その通りだと思います。やっぱり、まず初めに「心ありき」なんです。
ケネディ大統領の名言「国があなたに何をしてくれるかよりも、
あなたが国に対して何ができるかを考えてほしい。」を思い出しました。
マッチレースのシーンは久々に興奮しました!
家族で楽しめる爽快な作品です。
とても優しく、心に響く映画でした。
(2007-01-24)
音楽も映像も素晴らしくストーリーに合い、優しさがあふれてました。
人生に苦悩を抱え自暴自棄になり、人を恨み優しさを忘れ人に心を閉ざしても、人によって人の優しさに助けられる。
そして、気付けばたくさんの人に支えられて生きている自分がいる。
そのときに人は幸せを感じるんでしょうね。
自分の子どもたちが大きくなったら、ぜひとも見せたい作品です。
ありがちな話だけれど、そこがうまい脚本なんでしょうね。
現実味があるからこそ、響くものがあるんだと思いました。
ドラマティックさを描ききれていない
(2007-01-15)
まずはじめの1時間はまったく無意味。
次々と登場人物が入れ替わり、次々と場所が変わり、次々と月日が変わり、
いったい誰が何なのか、何の話をしているのか、まったくわからない。
こんないい実話なんだけど、まったくそれが生かされていない。
配役も適切ではないのではないか。特に騎手役。
ほんとだめな騎手で同情の余地がないんだよね、はじめの方は。
それを葛藤もなく、すんなり使うオーナーにも見ていて納得がいかないし。
もっともっとみんな一度人生に失敗した敗者なんだけど、
二度目のチャンスを与え、みんなもめながらも努力しあい、
共通の目標のためにがんばっていき、
それが結果となったということを真摯に描けば、
それなりの映画になっただろうに、
どうでもいいシーンが長く、
もっと突っ込んで長くみせた方がいいシーンがぱっと切り替わってしまい、
非常に情けない映画だ。
せっかくの実話なんだから、もっといい映画監督にあたり、映画化されていたらなと思う。
人生の中の多くの挫折
(2006-11-03)
色んな人の色んなドラマ、競技馬として素晴らしい能力を秘めながら埋もれている馬と
ジョッキーとして高い能力を持ちながら、不幸な情勢により世の中に埋もれ、荒れ狂っている青年、最愛の息子を亡くした孤独な事業家、馬を愛し、自然を寝床とする天才的な調教師
彼らがある人生の1点で導かれるように出会い、そして共に人生を織り上げていく。
色々な挫折に見舞われながら、道を見失いそうになっていた皆が、再チャレンジし、見事
競馬のレースをやってのけるサクセスストーリー
何だか自分のやる気を起こしてくれるそんな映画でした。
レンタルでみましたが、商品も購入しました。
ちょっと怪我したくらいで、命あるものを捨てることはない・・・
(2006-09-29)
見放された馬を 俺たちが強くしたと みんな思ってる
でもそうじゃない 馬が力をくれた 俺たち一人一人に
そしてみんなが 立ち直ることができたんだ
ラストシーンでゴールへ疾走するレッドの言葉に
すべてが凝縮されていると思う。
誰もが自信を失っていた時代に現れたヒーローの存在を
誰がヒーロー?
あまりにストレートな内容がだ、素直に感動できた。
なぜ?
能力があるのに力を発揮させてもらえなかった馬
親に見放され、荒んでいたジョッキー
心を閉ざした調教師
成功はしたが、家庭を失った馬主
サクセスストーリーは、
馬主のハワードと調教師のトムの出会いから始まった。
トムの言葉に共感し
やがて、荒んだシービスケットに出会う。
そして、同じような境遇のレッドが。
役者が揃って快進撃、そして挫折
と話は展開していく。
この話に感動するのは
トムの「どんな馬でもなにかの役に立つ・・・」
「我々に必要なのは勝負から逃げない馬だ」
という言葉にあらわれていると思う。
全編を通じて、
どんなに自信をなくしても、自分は何かの役に立ってる
勝負から逃げなければ、復活することができる
立ち直れたのは、誰かのおかげだ
というメッセージがながれているからではないだろうか。
レッドやハワードにとってはシービスケットだが、
私にとっては、この登場人物すべてが感動を与えてくれる存在だった。
見終わったあとに、さわやかな余韻を残してくれる
おすすめの作品だ。
競馬場で馬が見たくなった。