心配は無用、原作に忠実です
(2008-06-26)
アニメはちょっとなーとお思いの方、まずこれをご覧あれ。かなり原作に忠実に、真面目につくられた作風だ。尚隆がもうちょいバカでもいいよなーという不満がある程度。セリフも、重要なものはほとんどそのまま使われている。オリジナルな部分を期待する方には物足りないかも。
罪と苦悩と大儀の間に
(2007-10-17)
講談社刊・小野不由美原作/山田章博イラスト
『十二国記』TVアニメ第40〜42話を収録したDVD15巻です。
序列の無き人の尊厳を説いた前章とは相対し、
王として苦渋を強いられる統治の意味合いを捉えた作風が唸ります。
第四十話「乗月」★★★★★
芳国はあれからもう、4年。恵州候・月渓と祥瓊。
罪の意識に葛藤する自分探しの物語です。前章の後日談ながら
正義の反逆と、無知の過ちという間逆を照らし人道を問うドラマに
考えさせられます。禁軍将軍・桓魋の外交の腕も抜きん出た物語です。
第四十一話「東の海神 西の滄海 一章」★★★☆☆
延王・尚隆誕生から二十年後の雁国。以後600年以上続く国の
王と麒麟とは思えない怠惰、マイペースぶりに苦笑い。
また、迷宮の岸編の「六太」の過去がわかる点にも要注目。
州と国との対立の図式の展開が気になる序盤です。
第四十二話「東の海神 西の滄海 二章」★★★★☆
民あっての国、王ありきの国の思想の反発を描いています。
万のために千を殺す。均等な国家の構築のための犠牲と建前(正論)の狭間で
揺れる葛藤は「王は人ではない」という言葉を深読みしてしまうほど。
作画の乱れが残念ですが、尚隆のキレ者ぶりが発揮されています。
最後の
(2004-01-06)
乗月から始まって海神本編の全五話の内の二話を収録。
まず、尚隆ファンは絶対買いでしょう。
というのも、「東の海神~」はもとい、お話に直接関係ない「乗月」にまで彼は登場しています。
本編も短い中でよくまとまっていると思います。
このシリーズでアニメの十二国記は終わってしまうそうですね。
ぜひ「図南の翼」や「黄昏の岸~」もやってほしいところですが・・・