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機動警察パトレイバー 劇場版 Limited Edition [DVD] お気に入りに追加
ヘッドギア
出版社・発売元:

バンダイビジュアル

媒体: DVD
ランキング: 28409
発売日: 2004-01-23
レビュー (Amazon.co.jp)
   オリジナルビデオ作品として始まったシリーズから続く1989年公開の劇場版。近未来、汎用人型機械・レイバーが一般に使用されるようになったが、レイバーを利用した犯罪も相次ぎ、これを防ぐため警察もレイバーを導入。このパトレイバー小隊の活躍を描くのが本シリーズの基本設定。
   本作はコンピュータウイルスによるレイバーの暴走から事件は始まるものの、やがては「東京」という都市そのものに言及していくことになり、単なるロボットものの範囲を大きく逸脱。シリーズものではあるものの、その一編というよりまさしく押井守監督の作品といった方がふさわしく、その独自の演出が存分に堪能できる。(田中 元)

カスタマーレビュー

「居ないよ、ここには人間なんか居ないよ!」  (2005-01-17)
原作ファンとしては、イモ臭いキャラ造形は不満。だけど押井作品としては、学園祭的ノリを残しながらも、以降の作品群を貫く主題が描かれている点に、興味津々(因みに「可能な限り戦闘は避けろ」云々の台詞も、『イノセンス』が引用)。主人公たち第二小隊、つまり開発に狂奔する権力の出先機関である警察が、人々の生活を守る為、開発の進行を疑問視する立場に立たされる逆説が本作のミソで、後の作品にも受け継がれる要素。

劇中、ヒッチコックの『鳥』の場面が引用される。鳥たちが、人の居住空間を占拠し、無人化する…、本作には、そんな光景への憧れと恐怖を感じる。『鳥』の、壊滅する街を鳥瞰した映像は‘神の目’と呼ばれた。これは合成映像、機械が作り上げた現実であり、それと同様、本作の犯罪も、半自律的となった都市=機械が無人空間を欲したかのように進行する。聖書では、ノアが放った鳥が若葉を咥えて帰り、洪水の引いた証拠を示すが、本作で提示されるのは、全く逆の光景。「大なるバビロンは倒れたり、(…)諸々の穢れたる憎むべき鳥の檻となれり」(「黙示録」)。全ての生き物を載せる筈の‘方舟’に、機械しか居ない皮肉。
一つの救いは、野明が搭乗機に付けた名が、昔の飼い犬の名だと語る場面。人に寄り添う犬は、時に権力の犬と呼ばれる警官に、システムより人を守れ、と警告しているのか。

冒頭で帆場は、街へ向かって鳥のようにダイブし、自らの身体性を抹消することで、都市の中に神の如く遍在(ユビキタス)する存在となる。これはまるで『攻殻』冒頭の素子のダイブと、情報化都市への融合の予告のようだ。帆場の死体は上がらなかった。『攻殻』で人形使いは言う、「死体は出ない。なぜなら、今までボディは存在しなかったからだ」。彼らは、生身の人間性と機械化との葛藤を超越する存在として、帆場の分身なのだ。

商業性と芸術性のバランスが抜群な傑作  (2004-12-04)
以前、山下達郎に対して音楽性がマニアックと音楽評論家が批判した
際、当の本人が
「本当にやりたい音楽をそのままレコードで出したらもっと売れなく
なる」
と憤慨していたことがありました。
自分の音楽はポップアートであり、決してファインアートではない
ということを言いたかったのだと思います。
で、この押井版パトレイバーですが、エンタテインメント性と芸術性
のバランスが非常に取れており、話の中核が理解し易く、面白い作品
に仕上がっている傑作だと思います。
私的には次作の「2」が作品のテーマ・描写等含めて一番好きなの
ですが、あれはいささか未見の人に勧めずらい作品ではありますし、
最近の押井監督はどうも自分がファインアートの人かと勘違いしている
作品を連発しているので残念でなりません。
確かにアニメもアートではありますが、DVDの売り上げや映画興行
収入の点から考えると「ポップアート」であるのですから。
(その点で考えると最近では「ガンダムSEED」が一番偉いのか、
ということになりますが、あれはそれ以前に「駄作」なので問題外です。)

西部警察・・・あぶない刑事(デカ)・・・んで、機動警察パトレイバー!!  (2004-07-07)
 俺は割りと長い半生の中で観て来たポリスアクション映画orTVドラマの中でパトレイバーはとても素晴しい作品だと思う。
パトレイバーが製作される前のポリスアクションを題材にした作品と言えば、『大都会シリーズ(日本テレビ)』、『西部警察シリーズ(tv asahi)』、『あぶない刑事シリーズ(日本テレビ)』など、実写作品が主流であった。
 が、1980年代~90年代に製作されたアニメ作品『逮捕しちゃうぞ』、『機動警察パトレイバー』をキッカケに、『攻殻機動隊』など、警察を舞台としたアニメが製作されるようになった。特にこの作品は、これまでビデオで展開してきたパトレイバーにとって初めての映画版だったのでとても注目度が高かった。

んー、一家に一本っすね!  (2004-03-10)
公開から十数年たった今見てもまったく色あせていない作品。

「パトレイバーなんてオタクアニメっしょ」と決め付けている知人が何人もこの作品の前にひれ伏しました。設定の緻密さ、ストーリー、音楽、どれも凄く良く出来ていると思います。それぞれのキャラの魅力が良く描かれている上に、これが初めての人も十分楽しめる作品になっていると思います。私は押井作品初体験の人にはまずはこれを勧めることにしています。マスト!

DVDを取り出すのがちょっと…  (2004-02-08)
ブックレット・コンテなどが封入された、ファンとしては嬉しい仕様ですが、DVDが分厚いコンテBOOKの表紙に埋め込まれ(?)、なおかつその上にビニールカバーが掛かっている状態なので、若干取り出しに不自由を感じます。

カバー自体は外しやすいように工夫されていますので、既に別でDVDを持っていて、コンテ等を目的に購入されるという方や、たまに見たいという程度の頻度なら気にしないと思いますが、頻繁に取り出して視聴したいという方にはわずらわしく感じられるかもしれません。

ただ今品切れ → もっと詳しく..


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