何度も見返したくなるようないい映画
(2008-06-26)
冒頭の展開からどういう設定なのかと引き込まれた。主人公のあの複雑な様子は単に婚約者が死んだというものではなかった。そのあたりがよく表現されていた。それにスーザン・サランドンの演技は素晴らしい。人の心の微妙な「アヤ」が描かれたいい映画。何度も見返したくなる。
ありのまま
(2007-05-26)
テーマの割になんだかほのぼのした映画でした。殺されたダイアナを被害者としてでなくいろいろな事情を抱えた一人の人間として捉えて、残された人々をありのままに淡々と描いています。主人公は言葉少なで何を考えているのかよくわからなかったのですが最後の方の裁判のところで思いを打ち明けています。きっとどうするのがいいなんてものはなくて、ただ自分に正直に生きていくだけ、ということを伝えたかったのだと思います。監督自身恋人を殺されたという実体験に基づいているらしいです。
勝手に涙が
(2006-07-04)
劇場で観た時、途中から勝手に涙があふれ出てきて止まらなくなり
仕方ありませんでした。
何がどうという訳ではなく、特別な盛り上がりがある訳でも無いのですが、どういったらいいのか・・・普段は心のひだに隠れている、繊細な感情を刺激されたという感じでしょうか。自分でもどうしてあんなに涙が出てきたのか良く分からないです。
ジェイク・ギレンホール 朴訥とした言葉少なな若者が、自分の周りで起こる出来事に戸惑い、必死でフィアンセの両親のために良かれと振る舞い、自分で自分の気持ちをもてあましている様子をうまく自然に演じていたと思います。
郵便局で出会う女性が、特別美人では無いのだけれど、なんだかとても雰囲気の良い素敵な女優さんで好きです。
スーザン・サランドン演じる母親もとてもチャーミングでした。あんな風に自分の思った事や感情を正直に表に出してぶつけられたらいいですネ。
観終わった後は、なんだか心が浄化されたような気持ちでした。
静かだけどきっぱりとたスタート
(2006-06-24)
レンタルで見てから、欲しくなってDVDを買いました。立て続けに3,4回見て、そのたびに泣きました。
微妙だけど魅力的な亡き婚約者の両親や、周りの人たちそれぞれの立ち振る舞いが時におかしかったり、でも、その奥の心の傷に気づくとやるせなかったり・・。
特に、それまで多くを語らなかった主人公が、亡くした婚約者のことを
ばーっつと語るシーンでは、人の命が失われた悲しみだけでなくそのひとが生きた確固たる日々を大切にしようとする強い思いが語られていて心を打ちます。
加えて、主人公=J.ギレンホールのイノセントな雰囲気がこの役にぴったりでした。私はこの映画ですっかり彼のファンになってしまいました。
悲しみや喪失感にスポットを当てたのではなくそこからの”再生”がテーマだと思います。だから、見終わった後に清々しさが残るのですね。そこに至るまで、出口のないトンネルの中で右往左往するような主人公がどんなに苦しかったのか、きっぱりとしたラストシーンから逆に伝わってきた気がします。
本編以外に、カットシーンや出演者のインタビュー・メイキング映像、それとダスティン ホフマン・シルバーリング監督・ジェイク ギレンホールの3人での本編解説モードもあり、デラックス版の名のとおり充実した特典がついています。 特に、解説モード中のジェイク ギレンホールは本作の役柄とは対照的に非常に明るくて、冗談ばかり言っています。天真爛漫なキャラクターであることがわかり、面白かったですよ。
こんな感じなのかもしれない。
(2006-04-25)
家族も、フィアンセ(主人公)も、「大切な人の死」に対して「あらら??」と言うくらいに「前向き」といいましょうか…
「あまり悲しくなさそう」なのですが、
実際に、何の前触れも無く、いつも当たり前に側に居た人が、突然居なくなってしまった時って、
最初はこんな感じなのかもしれない。居なくなった実感が湧くまで、時間がかかるものなのかもしれない。
監督の、実話に基づくお話です。
主人公役のジェイク・ギレンホールの演技には驚きました。
主人公なのに、台詞がとても少ないんです。
…ですが、不思議ととても雰囲気が出ていて、凄く良かったなぁと思いました。