プロミスト・ランドを視聴できる唯一のライヴDVD
(2007-08-10)
私がボスの曲の中で好きで好きでたまらない「プロミスト・ランド」。私が知る限り、この超名曲を収録したライヴDVDは本作だけなので、宝物のような作品です。ライヴ・イン・ニューヨーク・シティのコンサートでは演奏したはずなのになぜか収録されず、特典映像でちらりと写っただけ。それがやっとこのバルセロナ・コンサートで収録されて嬉しい限りです。私のように古くからボスのレコードを聞いてきた人の中には、アルバム「闇に吠える街」が好きな人、特に「バッド・ランド」と「プロミスト・ランド」のかっこよさにしびれた人が多いのではないかと思いますが、そういう人には両曲、さらに同アルバムのタイトル曲を堪能できるのですから、本作は必携の作品です。
全盛期を過ぎてなお
(2007-07-22)
バルセロナの観客のノリの良さが目立つ。「ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ」よりもブルース・スプリングスティーンとEストリート・バンドが楽しそうに演奏している。
ただブルース・スプリングスティーンの絶頂期は「BORN IN THE USA」ツアーだと思う。コンサートの時間も盛り上がり次第では5時間にも及んだとの伝説も。女の子をステージに上げ踊りながら歌うシーンや「足腰立たせなくなるまでやるぜ!」のボスの言葉を聞きたかった。
もう歳なのか少しセーブしている感が否めない。
是非ともメーカーにお願いします。「BORN IN THE USA」ツアーのDVDを。
貴方の愛が私たちに愛を与えてくれますように
(2007-02-14)
飯も睡眠も何もかも忘れて、涙と汗でぐしゃぐしゃになった。これが、五十を過ぎた男たちの(ビューティー二名もお忘れなく)パフォーマンスか?若いっ!ものすごく若いっ!
ジャケットにもなっている、ブルースの会心の笑顔!これがあるから、貴方のことが大好きなのだっ!細やかな、沁み通るような優しさを滲ませながら、更なる高みへと登っていくブルース。これからも目が離せない。年をとることは、擦り切れることではない。生のお野菜や、切り身の魚でない人間は、年齢を重ねるのも悪くない。ワイン樽のごとく美味しくなっていくブルース・スプリングスティーン&ザ・Eストリート・バンド!!若かりし日の演奏を超えた!オーディエンスの人たちも最高!Bossファンに悪人はいないね!
最初から最後まで、文句なしの最高の演奏。これを実際に聴いたら、確実に卒倒しちゃうと思う。本望だけど! メンバーみんな、それぞれの人生を生き抜いてきて、さらに深みが増した感アリ。マイティ・マイティ・マックス・ワインバーグのドラムスはまさにアースシェイク!ビックマンのサックスはすべてを浄化してくれる。ああ、書ききれない!聴いて、とにかく聴いて!
あの世にも持っていきたい名盤。みんなで連呼「It's all light!」
元気の素!
(2004-05-08)
熱い!泣けた!50歳過ぎたなどと言ってはいけません。
見終わった後はイヤなこと全て忘れた・・・
"Prove It All Night"で早くも涙腺がゆるんだ・・・
ブルースはやっぱり偉大です。
"Mary's Place"はかなりVan Morrison的!
そして"Meet Me At Mary's Placeとはもちろん
"Sam Cooke"の曲のことでしょう。
「E Street Band」は世界一のR&Rバンドです!
ロックの良心
(2004-02-15)
ブルース・スプリングスティーン初の一公演完全収録のライヴDVD。選ばれたのは2002年10月に行われたスペインはバルセロナでのライヴだが、この際場所などはどうでも良い。のっけから熱い演奏を展開してくれる。
もったいぶった演出もなく、ごく自然に登場してブルースが歌いだす。ただそれだけなのに、何故か観ていると胸が一杯になる。彼のファンなら誰でもそうであろう。言葉や国境を越えて、彼の歌には確実に人の心を捉えて離さない何かがある。
「ザ・ライジング」の楽曲中心に新旧織り交ぜた選曲になっているが、曲順が絶妙である。「ワールズ・アパート」から「バッドランズ」になだれ込むところなんか、もう理屈では語れない。これぞロックの真髄、と思わずにはいられない。
コンサートの終盤、ブルースが観客に向かって「シーッ」とやる。それから聴きなれたあのハーモニカのフレーズを吹き始める。「涙のサンダーロード」を静かに聴けるほどファンは冷静ではない。静かにできるとしても涙が止めどなく溢れてしまう。
とにかくこのDVDの素晴らしさは一言では語りつくせない。ブルース・スプリングスティーンは間違いなくアメリカの良心、ロックの良心そのものである。