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灰の記憶 文部科学省選定作品 お気に入りに追加
ティム・ブレイク・ネルソン
ハーヴェイ・カイテル
出版社・発売元:

ハピネット・ピクチャーズ

媒体: DVD
ランキング: 20287
発売日: 2003-10-24
カスタマーレビュー

これでは似非リアリズム  (2008-01-21)
数度にわたり現場に行く機会を得た者として一言したい。戦慄する映像に部分部分こみ上げて来る重苦しいリアリティは確かに凄い出来だ。ただし歴史認識をしっかり持ち得ない世代には、恐怖と嫌悪のレベルで受け取られる可能性が高いと思った。教育に用いるべしと言う意見もあるが、現場に行き生存者や犠牲者の家族と実際に交流した者として疑問がある。周到な事前教育が求められるのでないか。観る者に怖いとか気持ちが悪いと言わせてはいけない現実があり、その点で本作では訴える力が不足していると思う。逆にリアリティが足りないのではないか。

ホロコーストにもっともhonestな映画  (2006-02-05)
イスラエルの日刊紙ハアレツに映画「ミュンヘン」に関するコラム記事があって、その中でホロコーストにもっともhonestな(であるが故に興行的にはあまりふるわなかった)映画としてこのTHE GREY ZONEが挙げられていたので、購入しました。(文部省科学省選定作品となっていたのにはちょっと驚きました。なかなかの達見です。)日本語字幕の出来が今ひとつなので、英語に自信のない人は吹き替えで観ることをお勧めします。

ヒューマニズムの究極 自己犠牲  (2005-12-09)
積み重なる死体によって創られ密閉された空間が生還という奇跡を導いた。この奇跡を体現した少女を見える希望として挑んだ死体焼却炉破壊。それは増えていく大量の死体が結果として自分達の友の抹殺を止めるであろうというグロテスクで悲惨な抵抗だった。作品中、仲間が皆殺されるのを見届けた少女が外へ向かってはしりだしたところを最後に射殺されたシーンが印象に残った。崇高なこの自己犠牲をこれほどまで心に残す作品が他にあっただろうか。

重い銃声  (2005-03-21)
 こんなにも、銃声が重く響く作品はないと思います。
 衝撃的なシーンが多く、暗い作品です。でも心に響きます。じわじわときます。もう、決してこんなことが起こらないように、起こらせないようにと。心に刻まれた数々のシーンは、戦争の悲劇、戦争時だからこその心理。これが現実なんだと思いました。

ホロコーストの真実  (2005-01-08)
見るに耐えない映像もあるが、これがホロコーストの真実である。差別と偏見の果て、人間はあのように恐ろしいことまでやってしまう残虐性を持っている。
私たち日本人も、太平洋戦争であの映画に出てくるように人体実験を行っていたし、アジアの人々を虐殺し続けた。そして、日本はドイツと同盟国であった。
ホロコーストは、どこか遠くの国の人の出来事ではない。私たち人間が学ばなくてはいけない事実である。

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