楽しく爽やか、気分スッキリ
(2005-11-25)
インド系イギリス人の家族を取り上げたた新鮮な作品でした。
閉鎖的な移民社会で、サッカーへの熱い思いを持つ少女がプロ選手への道を夢みます。
家族の反対に悩み、転んで、障害にぶつかりつつそれでも湧き上がる思いを止められないっていう女の子をB・ナーグラが演じていて、とても好感もてる。
ERではあまり共感できないキャラをやってたけどこの作品の方が活き々して見えました。
難しいところはなく、中だるみもなく、楽しく見れて鑑賞後の気分も爽やか♪『ヒマだし何か見ようかな』なんて時にはとってもオススメ。
インド人のビックリ楽しい結婚式も見ものです。
さわやか青春ストーリー。でもタイトルは??
(2005-03-13)
原題は”Bent it like Beckham”
誰もが、この題名からサッカー好きの少女のミーハーな話?と思うことでしょう。自分もそうでした。でも、良い意味で裏切られます。
インド系の少女が、サッカーを通しての恋、友情、人種差別などに直面し成長していく姿を描く、さわやかな青春ストーリー。
知られざるインド文化も、ややコミカルに描かれてます。
観終わった感想は、素直に「良かった」と言える作品です。監督が優秀なのか、上手くまとめられてると思います。
日本で暮らしていると、なかなか実感する事のない、人種差別といった思いテーマも、組み込まれており、勉強にもなります。
本当に、世の中色々な文化、価値観があるもんだなと実感。
お気に入りのKeira Knightleyの出番は、それ程多くはないけど、やっぱり輝いてる。
サッカーの練習、試合のシーンもなかなか上手く演じてるし。アクション系はかなり得意なんだろう。今後が非常に楽しみ。。
ということで、ベッカムがメインではないので、サッカーやベッカムに興味の無い人でも楽しめます。
しばらくしたら、もう一度観直したいと感じる作品です。
グリンダ・チャーダ監督の手腕は、見事。
(2005-01-15)
娘の夢と自立、それを不安を抱きながらも見守る親、親と娘の愛や葛藤・すれちがい、個々の家庭の持つ文化的背景や人種差別といった重いテーマを、ユーモア、ヒューマニティ、鮮やかな色彩、細やかな心配りで、明るく爽やか、気持ちのよい作品に仕上げたグリンダ・チャーダ監督の手腕は、見事。
娘が幸せになるには、自分たちが良しとする道を歩むようにしっかりと見守る必要があるのだ、という親の気持ちは、インド人ジェスの親もイギリス人ジュールズの親も同じ。第三者的に見ればクエスチョンマーク(?)がつきそうな場面も出てくるが、観進むと、親に理解・共感・同情といった好意的な気持ちも起きてくる。でもやはり、ジェスやジュールズが多少親をとまどわせながらも最後に掴みとったような自立は、すてきだ。「自分が味わった後悔を娘にはさせたくない」と娘を蔭ながら応援するジェスの父親の姿には、胸打たれる。自分の特性や夢を性別・人種・文化的背景・世間の目といった諸条件でつぶされることなく、思いきり伸ばせる社会が実現・維持されるといいなと思う。
星1つの理由は、健康が1番だから
(2004-10-27)
ベッカムの名とインド(コットンの原産国)の女の子、この2つでベッカムがサッカーの他に服屋をしてるのを思い出しました。U.Kは衣、食に関しての計算はいいのですが「健康」に関しての意識がいまいちなのは事実です。人間が健康でいれる衣をつくるときは「動く」ことを前提でつくること、それがこの映画で伝えたいことだと思います。U.Kという小さな国(食、衣等の必要な事以外の土地の利用ができない所)でサッカーをやってるベッカムが注目される理由は、以上の理由だと思います。日本にいる私から見ると、だったら両方の解決になる柔道で十分だ、と思ってました。
驚くべき結末
(2004-08-21)
タイトルとは違い、扱われているテーマはシリアスです。インド系の移民社会の中での世代間ギャップと”差別”をテーマにした映画です。差別は3重にわたっています。女性であることによる差別。インド系であることへの差別。そして女子サッカーに対する差別。驚くべきことに、同じような差別をテーマとした島崎藤村の小説”破戒”と同じような形で、この仕組みからの解放は、達成されるのです。これにはショックを受けました。