いろいろな意味で傑作
(2004-10-02)
人差し指を立て、片手を高く掲げたトラボルタのポーズがあまりにも有名すぎて、誤解していた。よくあるダンスムービーのように、コンテストに優勝するまでを描いた作品とばかり思っていたのだ。確かに主人公たちが週末の夜に繰り出すディスコシーンとそこで繰り広げられるダンスやファッションは今見ても新鮮、これだけでも十二分に楽しめる。トラボルタの自信満々の態度やソロダンスのすばらしいこと!
だが、本作のテーマはそうした部分では終わっていない。1970年代後半のニューヨークの下町が舞台。主人公トニーがダンスキングとして顔になる、夜のシーンの裏には、不況、失業、人種差別・・・主人公たちを取り巻く、鬱々とする現実が描かれる。ラストへの展開は、冒頭の予想を覆すもの。
ビージーズの音楽はもとより、全編を流れるディスコミュージックもすばらしい。
きらめく青春ドリーム映画のエース!
(2004-07-04)
青春の一時をこんな風に過ごせたら・・・まさに夢。 でもいつかは
こんな自分になれるときがくる。
そんな憧れの世界を夢見させてくれる、ディスコを舞台にしたこの映画。
トラボルタの抜群の踊りのよさ、素敵なBGM、おしゃれな女の子たち、
いくつになっても求めていたい、きらめきの青春ワールドです。
いつ見ても新鮮、わたしの青春時代そのもの
(2004-01-18)
~ 毎週、新宿のディスコに通っていました。高校生の頃、ソウルトレインを見て、いっしょうけんめい踊りを練習して、JUN(番組提供者)の白いスーツを揃えて、トラボルタになりきっていたのです。大学受験を控えても、毎週のディスコ通いはやめませんでした。年上の大人の女の子に知り合ったのもあのころ、ハーレムパンツをはいた女子大生が毎週末、ムスクの香~~水のにおいが充満するディスコに踊りに来ていました。もう、懐かしくて、とても平常心では見ていられません。DVD化をず~~っと待ち望んでいました。もう若くもなく、ディスコも行くことはないけれど、ビージーズの愛はきらめきのなかにを聴くと、あのころの自分と、ニューヨークの記憶が浮かんできて、どうしょうもなくせつなくなってしまいます。手に入~~れてから、何度も見てしまいました。何度見ても、いつも何ともいえない気持ちになってしまいます。涙なくしては見られません。~
ディスコシーンばかりじゃない! ニューシネマな空気を体感せよ
(2003-10-24)
ビージーズの楽曲が大ヒットし、サントラが2500万枚を記録しているなど、その音楽性とダンサブルなイメージが強い作品ですが、ディスコから1歩でも外に出ると、いきなり作品が「ニューシネマ」モードに突入します。向上どころか変化がまったく見られず劣等感の付き纏う生活、狭い世界でジタバタする仲間たちとの関係、「アウトサイダー」的な若者たちの苦悩が描かれている様に感じました。こういった「物語の芯」を持っていて、それをトラボルタ氏が演じきったからこそ、同作品は1978年アカデミー賞やゴールデングローブ賞にノミネートしたのではないでしょうか? 高校生だった私はドナ・ペスコウ演じるアンネットの不器用な恋愛表現が痛々しく、ビデオを見終わった後も彼女の今後を考えてしまいました。さらに地下鉄に独りで乗り込むトラボルタの姿は、挫折したティーンエイジャーの心情を台詞なしに表現していると思います。行き場のないやるせなさって辛いですよね。
「グリース」を陽とすれば、同作品は陰になるのではないでしょうか? ミュージカルのつもりで観賞すると、心に風穴を空けられてしまいます。本気(マジ)で注意して下さい。
間違いなく名作です!
(2003-10-08)
ジョン・トラボルタといったらこの作品というくらいの代表作です。
確かにダンス、70年代カルチャー(ディスコ、ブルース・リー、ロッキーなど)が見所なんですが、脚本がいいので今観ても全然違和感がありません。
DVDでの音声解説では当時のトラボルタの人気の凄さや、映画裏話が満載です!
まだ観てない方はゼヒ! オススメです。