人間って・・・
(2004-11-08)
久しぶりに重いテーマ性のある映画を観ました。奴隷という特殊な人間の形態を作り出した人間たちを、まざまざと見せ付けられました。国の繁栄や権力の陰には、必ずこれに近い形の底辺の世界が存在していると思います。みんなが目を背けているだけで確実に存在する人々。それに気が付かせてくれる映画だと思います。結局、人間って何なの? 捉え方は人様々だと思いますが、絶対に素直な気持ちで、心を裸にして一度は観て欲しいと思います。
人間とは何か。
(2003-12-21)
脚本、監督、出演者、配役、どれをとってもはまっています。特に奴隷のリーダー役を演じているJ・ハンスーは、もとホームレスという全く無名の黒人俳優。彼の演技が一番の見所といっても言いすぎではない。俳優ではないがエキストラでもない「奴隷役」たちをも絶賛したい。
アメリカの奴隷制度を題材に多くの作品が世に出ている。これはその中でも一目置くべき作品だと思う。実話に元ずくしっかりしたストーリーであり、この事件以後起こる南北戦争につながる出来事として説得力がある。
ただ奴隷として出演した彼らの演技が、あまりに真に迫ってくるため、観ていてつらくなるのも確か。史実として目をそらさずに見据えよう。
メイキングではスピルバーグ監督を含めて主な俳優陣がこの作品を語っている。これは見逃せない「作品の一部」と言える。スピルバーグ監督が「人間とは何か」がテーマだったと語っていたのが印象に残る。