期待していたのに・・・
(2004-01-23)
長い間介護してきた母が亡くなり、住んでいたアパートも姉に売られた不眠症に悩むエレノア。新聞で募集していた不眠治療実験の被験者に応募した彼女は、実験のために屋敷“ヒル・ハウス”で他の不眠症患者セオ、ルークと科学者マロー博士と共同生活を始める。古めかしくどこか不気味な屋敷に興味を抱いたエレノア達に、博士は屋敷主だったヒュー・クレイトン氏の話を聞かせる。その夜、エレノア達を不気味な怪奇現象が襲う。・・・
まるで『アダムス・ファミリー』を彷彿とさせるようなゴシック・ハウスに、気味の悪い彫刻。血の足音などの怪奇現象に夜毎に聞こえる不思議な声。美術も音楽も素晴らしくてゾクゾクさせられたのですが、途中から何だかストーリーの展開が早くて物足りませんでした。もっと屋敷にまつわる謎解きを楽しめるかと思いきや、後半は訳もわからない怪奇現象のオンパレード。『スピード』『ツイスター』でお馴染みのヤン・デ・ボン監督だけに映像は楽しめたのですが、個人的にはもっとじわじわと迫り来る恐怖感が欲しかったです。俳優もリーアム・ニーソンやキャサリン・ゼタ・ジョーンズなど、魅力的な俳優を起用している割にはちっとも彼らの良さが活きてこないような気がします。期待外れでした。