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2008/12/05 21:35:37 現在
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SMOKE [DVD] お気に入りに追加
ポール・オースター
出版社・発売元:

ポニーキャニオン

媒体: DVD
ランキング: 22679
発売日: 2005-03-02
レビュー (Amazon.co.jp)
   人気作家ポール・オースターが、自身の短編を脚色。監督は香港出身のウェイン・ワン。NYの下町ブルックリンを舞台にした群像ドラマだ。本作の魅力は、ブルックリンの街に限りなくなじんでいる俳優たちだろう。10年以上もの間、毎日、同じ場所にカメラを向けるタバコ屋の店主にハーヴェイ・カイテル。店の常連客で、店主の写真のなかに亡き妻の姿を見つける作家、ウィリアム・ハート。そこにもうひとり、作家を交通事故から助け、父親を探す黒人少年。映画が進むにつれ、3人それぞれの家族関係が浮き彫りにされていく。
   ドラマチックな展開が用意されているわけではなく淡々と進む物語だが、その分、要所でドキリとさせる一瞬が訪れる。たとえば、凍死した父を発見する息子が、すでにそこで眠る父の年齢を越えていたというエピソード。また、強気を貫いてきた娘が、両親に背を向けられたときに浮かべる悲痛な表情。そんな心に引っ掛かる映像の数々が、じわじわと感動を高め、締めくくりは、すべての人を優しく包み込むような「いい話」。上質な文学作品の香りが漂う、逸品だ。(斉藤博昭)

カスタマーレビュー

アメリカのタバコ屋さんでの良い話  (2008-05-13)
だいぶ昔におすぎさんが「良い映画よ〜」と言っていたので観た作品です。

ストーリーも良くできていますが、やはり俳優陣とカメラワーク、ハーヴェイ・カイテルがしっとりと語る最後のクリスマス・ストーリーが印象的です。

たんたんとした映画です。

たんたんとした物を工夫によってここまで感動する映画にしてくれました。

純粋で高貴で真摯な人間ドラマの秀作  (2007-11-20)
 街角のタバコ屋を舞台にそこに集まる人々の人生模様を淡々と描いていますが、心に残るセリフやエピソードが多く、渋くて後味の良い秀作。
 雪山で遭難した男の息子が25年後に、父親の冷凍保存状態の遺体を発見したが、自分の方が年上になってしまった話や、タバコの巻紙に自分の著書を使ってしまった作家の話、またタバコ屋のオーギーの「通る人は同じ顔だったり違った顔だったり、違う顔が常連になっていたり、常連が消えていったり」とか「人生なんて明日明日の連続だ。時間は同じペースで過ぎていく」などの名セリフ、これは優れた脚本を書いた原作のポール・オイスターの才能なのだろう。ウェイン・ワン監督の手腕も確かで、ラシードが父親に自分の名前を告白した後のポール、オーギー、ラシード、ラシードの父親とその家族のピクニックのランチの静かな余韻から、のっそり進む高架電車の風景を挟んで、クリスマスの話を延々とするオーギーに静かに寄っていくカメラまでの演出は圧倒的に素晴らしい。この最後の長丁場でのハーベイ・カイテルの演技も感動的で、個性派スターのカイテルが名優の仲間入りをした瞬間だった。ウィリアム・ハート、ストッカード・チャニング、アシュレイ・ジャッド、フォレスト・ウィテカーも名演だったが、なんと言ってもラストのクレジットにかぶるクリスマス・ストーリーの盲目の母親役の演技が素晴らしかった。あまり、メジャーな作品ではないけれど紛れもない傑作。

ファッションパンク  (2007-10-23)
かっこいいおっさんになりたいなあ、あんな年の取り方したいなあ・・・
と、この映画を観るまではそう思っていました。
でも、観終わった後、いいおっさんでいいや と思いました。

語り口のうまさ  (2006-09-04)
東京国際映画祭で観たのですが、
実は寝ていなくて、途中で眠りました。

目が覚めたら、
ある家族とハーヴェイ・カイテル、黒人少年が
机を囲んで沈黙している場面でした。
とても重要な場面だったと思うのですが。

眠ってしまいましたが、
この作品のゆったりとした、それでいてどこかあっという間に物の価値が変わってしまうような現代人的な感覚に抗おうとするような反骨精神のような語り口が、自分には早すぎたのではと後で思いました。

この作品の姉妹作品、「ブルー・イン・ザ・フェイス」を観ればもっとお分かりになると思うのですが、主人公はNYの片隅で煙草屋を営み、ただひたすら煙草を吸い、珍客などと談笑するような生活を送っている男性だったと思います。

そうした生活の中である種の「信念」を確立しているような男と仲間が、貧しい黒人少年とその家族の関係に自らを巻き込んでいくようなストーリーだったように思われます。
そのほかにも、今から思えば、簡単に言ってしまえば、地味と言うか現代的な観点からは何がいいのかわからないようなエピソードが出てきます。でも、例えば世の中の仕組みといったものに多少の疑問とか少し考えてみたりとかそういうのがちょっと見えてくると(自分がものすごくそういう行為をしているんだというわけではありません。)、それらのエピソードが重いものだったと気付くような映画だと思います。

小学中学高校生で観るにはメッセージのようなものがわかりにくい映画だと思いますが、それこそ観ておくと何か後で見えてくるかもと思います。具体的にあまり言えず申し訳ありませんが、非常に特別な体験を与えてくれる映画なのではないでしょうか。

生きてくヒント  (2006-02-11)
人生いろんなことがあってへこんだり立ち上がれなくなりそうなこともあったりするんだろうけれど、、、
生きていくにはどんな呼吸のしかたをすればいいのか、、、
そんなことを教えてくれるような生涯大事にしたい作品。
ハーベィカイテル、いかつくわっるい顔してるんだけれど
映画にでてくると根底にやさしくて弱い部分があって大好きです。

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