リュック・ベッソンの持つ『サムシング』に誰も勝てない
(2008-05-17)
映画は2002年10月11日リリース。リュック・ベッソン・『チーム』が『TAXi』でのお笑いの要素を全部除去して取り組み、ここではBMV735を操る『フランク』こと、ジェイソン・ステイサムがめちゃくちゃクールでカッコイイ。
ジェイソン・ステイサムは、水泳の飛込競技の元選手で、イギリス代表チームに所属し、オリンピックにも出場していたらしい。対する『ルイ』を演じるスー・チーは元々はセクシーアイドルだが、言葉の障害をものともしない個性豊かな表現力で素晴らしい演技を見せる。つまり、リュック・ベッソンという稀代の料理人が本当に力のある素材を選び抜いて、自らのカー・チームのスパイスを利かせて作った作品、と言える。
つまりここにないのは有名だが実力のない俳優とハリウッドだ。そしてこのリュック・ベッソンの持つ『サムシング』こそ、映画好きを惹き付けて放さないモノだと気がつく。結論。ハリウッドはこの映画をよくよく研究し、ブランド名ばかりで実のない映画を作り続けていないか、を自問すべきだ。
1.契約厳守・・・・・看板だけの映画など観たくない
2.名前は聞かない・・・・ギャラだけ高いダイコンはいらぬ
3.依頼品を開けない・・・・つまらないようなら開けないさ
敵方の背後関係が分かりにくいのが不満点。
(2008-05-05)
フランスの陽光溢れるニースに暮らす退役軍人のフランク。
年金で生活する・・・・というのは表向きの話。
実は裏ではまだ「現役」で、運び屋として様々なブツを愛車に詰め込み届けていた。
ルール厳守でトラブルを回避していたフランクだが、あるとき依頼で運んだのが「生きた人間の女」荷物は開けないというルールを破ってそれを見てしまったことから依頼主に消されそうになる。
時限爆弾は・・・たまたまドライブインで休憩中に車を離れていたときに爆発したために間一髪で難を逃れた。
しかし、アジトに乗り込んで女を救出してしまったため今度は自宅にミサイルをぶち込まれる破目になり、父親の「人身売買」という悪事を止めようとする女を助けて戦わなければならなくなる。
作品として「銃撃戦」「肉弾戦」「カーチェイス」というアクション映画の三要素が非常にバランスよく組まれているなという印象があります。どれも満足いく内容です。
難点は女性の背景がイマイチよく判らないという点です。
母親の死・父親の悪事等は語られるのですが、過去の回想シーンもないのでイマイチ同情しにくい・・・と言いますか、共感して主人公と一緒に観客に「彼女を助けに行こう!」という気持ちになりにくいのです。
後、少し女性が「イケイケ」風なのもマイナスでは?
簡単に男と寝るような女性では男の同情や共感を引くにはツライと思います。
NYのタクシー・ドライバーならぬコートダジュールのセクシー・ドライバー
(2007-09-07)
今更ながらジェイソン・ステーサムが本当にカッコいい。
鋼の肉体をタイトなスーツに包み、神業のごときドライビングテクニックで窮地難敵をかわしつつ淡々と仕事をこなすプロフェッショナルな運送業者。
ゴツい見た目に似合わぬ甲高い神経質そうな声(ロンドン子訛りはご愛嬌)、ストイックでジェントルマンなお行儀のよさとこのキレのいいアクションとの組み合わせはなぜかとってもセクスィー。
迫力満点、とかやたら派手っていうのはこれまでたくさんあったけどここまでシャープで端正なバトルアクションには初めてお目にかかった。戦闘というよりまるで舞踏。
さすがは元オリンピック・アスリート。体のキレがちがいます。そしてこのちっとも汗くさくないタイトなアクションに軽いノリのヒップポップがまた合うんだな。
これまで、ガイ・リッチーの「ロック、ストック&2スモーキングバレルス」と「スナッチ」
のなかのどっちかっていうと3の線のジェイソン・ステーサムしか知らなかった私にはある意味期待を裏切る二枚目への変身ぶりなのだが、クールな物腰のシブいこと。
頭を使わずサラっと見れて、バトル以外の部分も充分楽しめるので、アクション好きの男性諸氏よりもむしろ「近頃辛口の男が少ない」とお嘆きの諸姉におススメかも。
お見事 超A級 見事な才能満開
(2007-09-01)
息も尽かせぬスピード感。
斬新な場面展開。
役者の見事さ。
ストーリー展開の巧みさ。
文句なし、超A級。最高に、楽しめます。
最強最速の運び屋、参上!
(2007-04-17)
B級作品の多くは「まあこんなものか」という風に感じると思います(偏見ですが)。
しかし中には大作以上の物もあります、その中の一つがこの作品です。
カーチェイス:序盤のチェイスは凄いの一言
中盤以降は激しさや派手さはあまり感じられませんがこの作品のスタイルに
合っている
アクション :大作のような派手さはありませんがシンプルでとても良い
銃撃もありますがそれ以上に近接戦闘が素晴らしく立ち回り等もしっかりとしている
登場人物 :それぞれに個性があるのはもちろんですがとてもユニーク
特に主人公のフランク(ジェイスン・ステイサム)は渋く魅力がある
この作品は地味な印象がありますがその部分が世界観を良いものにしています
単なるB級アクションではないです
あと個人的なものですが見るなら字幕の方が深みが出て良いです
派手なものに飽きた方はぜひ